(立冬:01/11/07) : (01)平成13年11月〜14年1月



(秋冬野菜 : 01/12/14)

1月30日(水)
切り干し大根
○ 生産過剰状態にあったダイコンの有効利用法はないものか。思案のあげく(?)、手作り「切り干し大根」を製造してみることにした。

○ キレイに水洗いしたダイコンを千切り用の下ろし金ですり下ろし、1週間ほど天日干しすると立派な自家製「切り干し大根」が出来上がる。

○ 先週水曜日にすり下ろしたダイコンの「干し加減」が、良さそうな感じになってきた。さっそく、今晩の晩酌の友として「酢の物」にしていただいた。どうやら、お気に入り作品のひとつになりそう。


1月20日(日)
やまいも掘り
○ 昨年の暮れに腰を痛めて中断していた「山芋掘り作業」を続開した。これぞ!といったスグレ物に当たる確率は低く、せいぜい2割5分の「低打率」にあえぐ。

○ しかし、逸品を予感させるような手ごたえを感じると、「わくわく」。つい熱中してしまうか
ら面白いものだ。

○ 今日の「掘り出し物ビッグワン」の傑物は、直径5cm長さ55cmのもの。途中でポッキリ折れないよう注意深く、丁寧に地中奥深く掘り進めて行く。無傷で掘り上げたときの満足感、これサイコ−。にじんだ汗が心地良い。





1月11日(金)
ルッコラの生育状況良好
○ 3月上旬並みの暖かさの中で迎えることになった「鏡開き」の日。陽気につられて、お気に入り野菜「ルッコラ(ロケット・エルーカ)」の生育状況を確かめて見ることにした。

○ 昨年の10月24日に時期遅れの種蒔きをし、発芽後は寒冷紗を覆って寒さ対策を講じながらも「ダメモト」で育てていたもの。期待通りの発育状態であることを確認できて、うれしい。

○ 早速試食してみた。旬の時期のものに比べて、独特の匂いと風味がやや劣るような感じがする。これは、直接の日射光が遮られていることに起因しているのだろうか。






1月9日(水)
寒々とした冬の菜園、野菜を喰い荒らす野鳥
○ 堀り残したままになっているサトイモが、雪や霜などの寒さに痛めつけられて無残な姿になってきた。

○ しかし外気に触れない大地の中は防寒の働きがあるのか、寒さが和らいでいるのか、掘り起こしてみるとしっかり健全な形をとどめているから、健気なものだ。

○ 最近、菜園の野菜類が野鳥に喰い荒らされて、ひどい糞害(糞益?)を受けている。ブロッコリーの先端部分は無残な姿になってしまった。かつては見られなかったここ数年来の出来事。赤い実を喰い終えた野鳥どもは「菜園の葉っぱ類」に狙いの照準を変更したのだろうか。


1月7日(月)
春の七草
○ 「せり、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ」。これら7種類の若菜を摘み取って七草粥としていただく。

○ この時期、いずれの食材も簡単に手に入る代物ではないけど、我が家でのそれは菜園で収穫した野菜7種類を摘み取って作る「自家製七草粥」だ。

○ 「すずな(かぶ)」と「すずしろ(だいこん)」以外は、代用品として「京菜」、「白菜」、「小松菜」、「ねぎ」、そして色付け用に「にんじん」の7種類を使う。食べ過ぎ、飲み過ぎで疲れた胃袋をやさしく癒してくれる絶品、これサイコーと自画自賛したいところ。


12月16日(日)
タクアン漬け
○ ダイコンの出来が上々。畑からダイコンを引き抜き、水洗いを済ますと、自己流「タクアン漬け」作業に即、取り掛かることが出来る。

○ 漬け方のレシピは次のとおり。
(1) 水洗いしたダイコンを漬け物樽に敷き詰める。この場合、できるだけ隙間が出来ないよう適当な大きさに切る。
(2) 大きな鍋に、「塩、砂糖、酢」を入れて、弱火でグツグツ煮立てる。割合は、ダイコン10kgに対して、塩500g、砂糖560g、酢560ml。
(3) 煮立っている「調味料」を、敷き詰めたダイコンの上にザブザブと流し込む。
(4) ダイコンの重さの2倍程度の重石を乗せる。
(5) 2〜3日で水が上がる。2週間程度で、コリコリした歯ざわりの美味しい「タクアン」の出来上がり! 春先まで楽しめる。


12月14日(金)
絹さやの防寒対策、春取り用ブロッコリー苗の移植
○ 絹さやが背丈3センチほど地上に芽を出して、寒さに震えている様子。これからの冬越し対策として、敷きわらを敷いてやった。

○ やっと、春取り用ブロッコリー苗の植え付け作業にとりかかることが出来た。苗は10日ほど前に畑仲間から譲り受けていたもの。少し時期遅れになったかも知れない。

○ 本日の収穫野菜。シロ、アカ、ミドリの色が鮮やかだ。



12月12日(火)
ダイコンの芸術的作品!
○ そろそろタクアン漬け作業に取り掛からねばならないが、このところのパソコン騒ぎで気分が乗らず、作業は遅れ気味。

○ とりあえず今晩のダイコンおろし用にと引き抜いた1本は、なんと、芸術的な「農作品」ということに相成った。

○ ダイコンおろしにはモッタイナイ。オソレオオイ。記念撮影をして、皆さんにもご覧いただくことにした。






11月30日(金)
白菜の漬物
○ 11月の最終日。冷え込みが厳しくなって、白菜の「シマリ具合」も頃合いになって来たかなと、待望の「白菜漬け」を試みた。

○ 結球の仕方、出来具合としては「イマイチ」で、どうも不満の残る成果。漬物用としてとりあえず2個を取り入れた。体重測定の結果は「2.4kg」と「1.8kg」で、ズッシリ感はトテモ感じられない。このような結果になったのは、やはり種蒔きのタイミングが遅れたことにあると思う。ひとつの反省材料である。

○ とは言っても、白菜はハクサイだ。来週後半には美味しい漬物の味見が楽しめそう。乞う期待、である。




11月28日(水)
サトイモ掘り
○ 寒気がやってきて、今秋一番の冷え込みとなった。畑では、寒さに弱いサトイモの葉っぱが霜にやられて、無残な形、茶色っぽい色に変わっている。

○ 今年の夏は干天続きで、乾燥状態に弱いサトイモの生育状況は芳しくなかった。したがって収穫はあまり期待できないものだったが、全般的に小粒ながらも、形のいいものが散見されたりで、マアマアの出来具合といっていいのではないだろうか。夕食にいただいた「ケンチン汁」も結構なものであった。

○ 仲間からのハナシを取りいれて、「赤ずいき(芋茎)」利用に挑戦してみることにした。茎の皮を剥いて乾燥させ、煮物や吸い物、酢の物に絶好とのこと。皮を剥き終わって、作業終了。我が手の指先を見ると「マックロ」に染まっていた。



11月23日(金)・勤労感謝の日
収穫祭
○ 今日は新しい穀物を食する祭儀、古くは新嘗祭(にいなめ祭)とも呼ばれる行事が執り行われる日。我が家のそれは孫娘を含めた家族全員が集合してのささやかな「鍋つつき」の食事会を催す日である。

○ ハタケの収穫物に対する感謝と家族全員それぞれの勤労に対しての「感謝デー」でもある。


11月16日(金)
秋野菜の出来具合、上々!
○ 「白菜の漬物をしました…」との風の便りに刺激されて、朝からハタケ仕事に出かけた。秋晴れのポカポカ陽気で、おかげで久しぶりにイイ汗をかいた1日になった。

○ ダイコン、白かぶ、赤ラディッシュ、ホーレンソー、小松菜、サラダ菜などの出来具合はすこぶる良好!といったところ。

○ 赤ラディッシュや小松菜は少し大きくなりすぎてしまったようだ。その他、ねぎや京菜、山東菜などなど、少し生産過剰気味?か。

○ ブロッコリーは日毎に大きくなりつつありが、収穫するにはいま少しの日にちを要するようだ。白菜はひところに比べて元気よくなってきたが、チョット不満足な出来栄えで残念。