1月


1月27日(日)
観世能楽堂での能楽鑑賞
○ 第15回「檀(まゆみ)の会」が東京・渋谷の観世能楽堂で開催されました。昭和62年に松木千冬師によって創設されたのを令息千俊師が継承して、今年で15回を数えるものです。

○ 当主長男の崇俊君(小学校5年生)が「俊成忠度」の初シテを勤めるという記念すべきものでもありました。また、当主千俊師が演じた大曲「野宮」は、ワキ宝生閑、間狂言・野村萬斎による引き立てもあって、見事なものでした。




1月26日(土)
新春の謡い初め会

 「紋付はかま」を着用しての恒例の謡い初め会兼新年会です。丹田に角帯をギュッと締めて、襟を正し、腰に扇を差して正座します。にわかに、気分が引き締まって一種の緊張感が漂ってくるものです。

○ 冒頭に「冷酒」のお神酒を全員でいただいた後、神聖な演技として重んじられている「神歌」を謡う。ツレ役をSakuさんにお願いして、小生がシテの大役を勤めることとなりました。淑女4人の華やかな和服姿もあって、華やいだ雰囲気の新年の初謡い会でした。



1月22日(火)
NZのMr.Kinin.と7年ぶりの再会

○ 私の旧職場で「英語顧問」として指導してくれていたニュージーランド人のMr.Kinin.が来日して、7年ぶりの再会を果たすことが出来ました。

○ 彼の知人であるアメリカ人のMr.Whit.とMr.Lent.の他、かつてMr.Kinin.にお世話になったことがあるという大手飲料水会社のTaka.部長さんの飛び入り参加もあって、楽しい「歓迎パーティー」となりました。

○ 東京・大手町にある彼のおなじみの店。「同じ店で同じテーブル!」。彼がニュージーランドへ帰任する際に開いた「お別れパーティー」を思い出してくれた彼の記憶力に乾杯!現役組として参加したTaha.君、ご苦労様でした。


1月18日(金)
新発見・ロウバイの若木6本

○ 新しい散歩道で新しい発見をしました。遠くからひと目でわかる黄色いロウバイの花です。私の背丈ほどしかない若い木が道端に6本、明るい陽射しの中でびっしりと花びらをつけて輝いていました。来年以降の成長が楽しみです。

○落葉樹の多い林の中で咲いている紅梅の花も、ひときわ目立つものです。これまた背の低い若い木ですが、若木は老木に比べると開花が早いのでしょうか。




(1月後半のフロント・ページ)

○ 日照時間が長くなって来ると、なんだか気分が和んでくるような気がします。1月15日の日の入り時刻は16時51分(横浜地方)で、元日にくらべると13分ほど遅くなっているそうです。朝の日の出時刻もこれから日に日に早まっていくことでしょう。

○ いつもの通いなれた散歩道で、今年も蝋梅が見事な花を楽しませてくれています。ほのかな香気を漂わせて、ロウ細工のような光沢を見せる黄色い花です。ウメの花に先立って咲く貴重な冬の花のひとつです。

○ 我が庭先では、水仙の花に続いて盆栽のウメが早くも開花しています。寒い間に蓄えているエネルギーを爆発させる時期は、間もなくやってきそうです。


1月14日(月)・成人の日
晴れ着姿の新成人

○ 座間市立図書館そばの市民ホール前で、新成人の男女が晴れ着姿で群れをなしているのに出くわしました。これ幸いと、人ごみの中に紛れ込んで様子を眺めることにしました。

○ 母親らしき人が撮るデジカメ?にポーズする晴れ着姿の娘さん、左手にケータイ・右手でVサインをしながらの集合写真風景、そして羽織はかま姿、ネクタイが決まったスーツ姿、ラフなジーパン姿の新青年男子などなど、千差万別の若者の集団でした。

○ 一瞥したところの感想としては、穏やかな式典風景だったように見えます。ひところ見られたような厚底ブーツ姿やガングロ姿、そしてツッパリ青年の姿は見出せませんでした。「常識ある若者」の「おとな入り」に対して、素直にお祝いを言ってやりたいと思います。


1月11日(金)
春の陽気

○ お正月飾りもちの「鏡開き」は、3月上旬並みの暖かさの中で迎えることになりました。陽気につられて、お気に入り野菜「ルッコラ(ロケット・エルーカ)」の生育状況を確かめて見ることにしました。

○ 昨年の10月24日に時期遅れの種蒔きをしていたもので、発芽後は寒冷紗を覆って寒さ対策を講じながら「ダメモト」で育てていたものですが、現在のところは期待通りの発育状態です。

○ 食後感としては独特の匂いと風味の点でやや劣るようにも思えますが、これはやはり直接の日射光が遮られていることに起因しているのでしょうか。


1月7日(月)
春の七草

○ 「せり、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ」、これら7種類の若菜を摘み取って七草粥としていただく。この時期、いずれの食材も簡単に手に入る代物ではありませんで、我が家でのそれは菜園で収穫した野菜7種類を摘み取って作る「自家製七草粥」です。

○ 「すずな(かぶ)」と「すずしろ(だいこん)」以外は、代用品として「京菜」、「白菜」、「小松菜」、「ねぎ」、そして色付け用に「にんじん」の7種類を使うものです。食べ過ぎ、飲み過ぎで疲れた胃袋をやさしく癒してくれる絶品、これサイコーと自画自賛したいところです。


1月4日(金)
新年の汗かき始めウォーキング

○ 鈍った体をほぐす2時間半のウォーキングで、5日ぶりに程よい汗を楽しみました。いつもの散歩コースに付け加えてさらに別ルートへ。新しい風景の発見でもあります。

○ スッカリ落葉して丸裸になってしまった樹木の中を歩きます。冷たい北風に揺れているか細い枝先は、寒そうに震え上がっているかのようです。しかし枝先をよく見ると、間もなくやってくる新しい芽出しの準備が着々と進んでいるのを確認することができます。


1月2日(水)
初詣で、願をかけてゴ〜ン
○ 我が家恒例の初詣は無量光寺での鐘撞きです。静まり返った境内にゴ〜ンと轟く鐘の音、ズシ〜ンと心地よい響きとなって胸に返ってきます。

○ 神仏に願をかけ新たな誓いをする。成就することはなかなか難しいことではありますが、新たな挑戦の始まりでもあります。


1月1日(火)

新しい年のスタート

○ 穏やかな新しい年が始まりました。今年1年がこのような平穏な状態で推移するのでしょうか。地球上のあちこち、日本のあちこちの状況にも思いをめぐらす必要があるのかもしれません。

○ 家族全員でお屠蘇を飲み交わし、おせち料理をつつく元日風景。母の喪中につき、つましいお正月ですが、それなりの儀式めいた流儀はやはり欠かせないものです。





(1月前半のフロント・ページ)
○ 新しい年がスタートしました。一見、普段と変わらないいつもの朝ではありますが、今日はやはり「1年の区切りの初日」という特別な日というべきでしょう。

○ 「年の初めの例(ためし)とて
   終(おわり)なき世のめでたさを
   松竹(まつたけ)たてて門ごとに
   祝(いお)う今日こそ楽しけれ」
 (唱歌「一月一日」、千家尊福作詞、上真行作曲)

○ 今年の干支は午(うま)です。元気で健康なオウマサンが、世間を取り巻くいろいろな邪悪を「鼻息荒く蹴飛ばし」てくれることを期待し、今年が明るく「飛躍する」1年になって欲しいと願うものです。