3月


(2002/03/17 : 飫肥城大手門)

3月31日(日)
お花見

○ 横浜地方に「サクラ満開宣言」が出されて10日ほどが経過して、遅まきながらのお花見に出かけました。

○ 「神奈川の公園50選」のひとつでもあるサクラの名所、県立三つ池公園(横浜市鶴見区)です。

○ 満開状態になってから初夏を思わせるような陽気が訪れたかと思うと、一転して冷雨が降ったり、はたまた強風が吹き荒れるという天候を経た後での「花見の宴」で、例年の花見では見られないような風景も見られました。

○ 萌えるような若葉の新緑の中に映えるサクラの花びら。美しいミドリ色の中のピンクや赤がひときわ目立つ。

○ 花びらで埋まってしまった水面を気持ち良さそうに泳ぐカルガモの親子らしい一団。吹き溜まりとなっている池の一角では、ピンク色の「花びらジュウタン」が水面に広がっていました。





3月23日(土)
謡曲お稽古3月例会
○ 春ランマン。サクラの花を題材にした謡曲物語の数々の中で、花をめでる曲趣の美しさ、そしてそれを表現するメロディーの素晴らしさを堪能しました。観阿弥・世阿弥の偉大な作品の数々。今日は、その偉大さをつくづく実感する機会ともなりました。


3月21日(木)・春分の日
東京地方で「サクラの満開宣言」
○ 初夏並みの暑さが続いて、東京地方ではとうとう「サクラの満開宣言」が発表されました。3月のお彼岸での「サクラまつり」とは、なんだか調子が狂いそうな異常気象です。


3月18日(月)
ほほえみ、花の国。「みやざき・フラワーフェスタ2002」

○ こどものくにをメーン会場にして去る16日に開幕した「みやざき・フラワーフェスタ2002」。6月2日までの期間中に、80万種100万本の花が咲き誇るといいます。

○ 朝食後、ホテルに隣接している園内を散策しました。宿泊客は、一般客に先立つ午前9時前にひと気の少ない中で園内をのんびりと鑑賞できるので、好都合なのです。


「えびのスカイライン」で県南西部のえびの市へ
○ 帰京する叔父を宮崎空港に送り届けた後、約50km西部にあるえびの市までクルマを飛ばしました。快適なドライブコース。紙屋を通り過ぎて、のじりこぴあの手前にある「萩の茶屋峠」で一服。ピンクの山桜と黄色いトキワ黄梅の花がきれいでした。

○ 事前に約束していた旧友との出会い。わずか小1時間ほどの再会でしたが、次回には「ゆっくりしよう」を約束して、宮崎へとんぼ返りすることにしました。チョー過密スケジュールは終わりました。


3月17日(日)
飫肥城〜鵜戸神宮〜サボテンハーブ園〜青島パームビーチ・ホテル

○ 朝10時、クルマ2台に分乗して家を出発。青島海岸に差し掛かる手前右手の山には、山桜の花がこぼれんばかりに咲き競っています。見とれるドライバーにとっては「アブナイ」名所です。

○ 山桜の景色が途切れ緩やかな坂道を登り切ると、眼下に青い海原が広がる「堀切峠」に差し掛かります。幾度となく見た光景ですが、いつみても心が洗われるような絶景です。ピンク色のハーブの花が、海に向かっての斜面にイッパイ咲いていました。




○ 堀切峠を過ぎて日南海岸沿いに「日南フェニックスロード」を一路南下。油津から山間部ヘ10kmほど入ると飫肥城に到着します。伊東と島津との80数年にわたる攻防の歴史を残した城であります。淡い緑の若葉の美しさが、印象に残ります。

○ 桂内閣で外務大臣を2度つとめた小村寿太郎を顕彰するために開設された「小村記念館」も見所のひとつです。

○ 年季を感じさせる「飫肥杉」で造られた分厚いテーブルの上で頂いた昼食は、当地名物の「オビ天」。これまたグーな味です。

○ 飫肥城からの帰路は海岸沿いに再び北上。「シャンシャン馬」や「安産の神様」で有名な鵜戸神宮でしばし散策した後、さらに北上してサボテンハーブ園に立ち寄る。海沿いの斜面イッパイに広がる野生のサボテンには、大きな花芽がビッシリついていました。

○ 今晩の宿舎となるビーチホテルには予定通りの4時に到着。6時間の観光ドライブでした。青島海岸を見下ろしながらの展望温泉風呂、これまたよろし。地元組の親族と合流しての夕食会も多いに弾みました。


3月16日(土)
亡母の1年祭



○ 母が88歳でこの世を去って、丸1年が経過しました。つい、この前のような気がします。

○ 親族一同が集まり、亡き母の供養を行う「1年祭」が開かれました。あらためて、「安らかにお眠りください」。





3月15日(金)
はにわ園と「八紘一宇」の塔

○ 鈍った体をほぐすために、近くの平和台公園まで散歩に出かけました。山桜や椿の花が咲きほころび、スウィートピーの花も見事な園内です。

○ 公園の一角にある「はにわ園」には、400基の埴輪が並べられているとのことです。うっそうとした木々の中に立ちすくんでいる埴輪を見ていると、別世界に来たような気分になります。

○ 紀元2600年(昭和15年)に建てられたいわくつきの「八紘一宇の塔」は、現在では「平和の塔」と呼ばれています。高さ37mあり高台に聳えているので、石段を登った塔の中程からは市内を一望できます。


(3月後半のフロント・ページ)
○ とうとう、お彼岸の中日・春分の日(3月21日)に「サクラの満開」が宣言されるという気象状況になりました。東京では観測史上、最も早い「満開宣言」だそうです。

○ 南国・九州の宮崎市内では、すでに初夏を思わせるような陽気が続いており、クルマの中ではクーラーが欠かせない状態を実感
しました。

○ 温暖化現象の極み、といったところです。サクラの花は、うららかな「4月の入学時期」に咲くものとの感じがありましたが、「3月の卒業時期」のものに変わっていくのでしょうか。


3月10日(日)
みつまたの花・「手では折れません」

○ 「みつまたの花」が咲き出しました。枝の先端部分が三つ又に分かれて、可愛い黄色い花を咲かせるという面白い花です。

○ いつもの散歩道で、通りすがりの人たちの目を楽しませてくれているものですが、木のなかほどに白いプラスティックの「トレイ」がぶら下げてあって、なにやら書いてあります。

○ 「みつまたの花 手ではおれません」。花の名前を教えていただくとともに、愛嬌ある「注意の仕方」に微笑んでしまいました。


3月8日(金)
「辛夷(こぶし)」と「白もくれん」

○ 4月並みのポカポカ陽気が続いて気温が上昇し、ハルが一気に進んできました。

○ 「コブシ咲く あの丘 北国の…」。歌を口ずさみながら、街路樹として並ぶコブシの下を歩きました。固いつぼみのままのもの、2〜3分咲きのもの、そして既に満開のものにやっと出会うことが出来ました。

○ 通いなれた散歩道で観察し続けてきた「白モクレン」の花も、清楚な姿をはっきりと現わしてきました。コブシと違って「全開しない」ところに、何やら奥ゆかしさ?を感じさせる白モクレンの花です。


3月3日(日)
ひな祭り

○ 孫娘にとって2年目の節句。おさなごの成長の早さとともに、1年の月日の経過を改めて感ずる機会ともなります。

○ バアバのお手製ヒナが、1年ぶりに箱の中から日の目を見る機会になるのもこの時期ならではのことです。



3月1日(金)
しだれ柳の新芽、はたけの雑草

○ しだれ柳の新芽が薄緑色に色づき、小豆ほどの大きさに膨らんできたのを遠方からでも確認できるようになりました。このところの陽気で一気に芽を吹いてきたもので、柔らかい新緑を楽しめるのも間もなくのようです。

○ 「雑草魂」とはよく言ったものです。冷たい雨風や寒さに耐え、足でいくら踏みつけられても、しかるべき時期が来ると、間違いなく顔をのぞかせて来る雑草。見上げた「根性」ですが、ハタケでのそれは感心してる場合ではないのかも知れません。




(3月前半のフロント・ページ)
○ 弥生3月に入った途端に、「サクラの咲く頃のポカポカ陽気」がやって来ました。このような陽気が続いて行くとは考えにくいことで、しばらくは寒・暖を繰り返しながら春本番を迎えることになるのでしょう。

○ 3月6日は二十四節気のひとつである啓蟄で、「冬ごもりの虫が這い出て来る頃」に当たります。地中の虫の動きだけでなく、木々の枝先の新芽もふくらみがだんだん大きくなり、動きが活発になっていることを実感します。畑の雑草のたくましさを実感するのもこの季節ならではのことです。

○ サッカーJリーグ、大相撲春場所、そしてプロ野球…と、こちらの方も花盛りになってきます。企業・会社にとって大事な年度末決算は、果たして「明るい動き」になるのでしょうか。