10月



(日向岬 : 2002/10/23)


10月30日(水)
プロ野球・日本シリーズ、巨人軍が4連勝

○ ジャイアンツが西武ライオンズを4タテ。
2年ぶり20度目のシリーズ制覇で、あっけない幕切れとなった。

○ 宮崎キャンプで二岡選手を応援したのが効いたわけでもなかろうが、
シリーズ最高殊勲の大活躍であった。

(10月下旬のフロント・ページ)
○ このところ冬型の気圧配置が強まり、東京地方の最低気温は10度を下回る肌寒い日が続いています。「この秋一番の寒さ」とか「初霜便り」などのニュースも良く耳にするようになって来ました。

○ 公園の樹々も秋の装いに変わりつつあって、これまで緑色一色だった葉っぱも黄色や赤色へと変身しています。

○ しかし、日中の陽だまりでは今なお汗ばむくらいの暖かい日もあって、爽やかな青空の下で身体を動かすのも気分が良いものです(10月30日)。




10月23日(水)
日向岬〜若山牧水の生家へ

○ 日向灘に面する小倉浜。
ホテルの窓から望景する4kmにも及ぶ砂浜は絶景。
「日本の渚100選」の一つであるのも
むべなるかなの美しさである。

○ 朝もやにかかって美しい色合いの画像を
表現できなかったのは、残念であった。




○ 馬ヶ背
・・・・・・日向岬から眺める断崖絶壁の雄大さを誇る。
海の荒波に浸食された高さ70m、奥行き100mの柱状岩が切り立っている。
下を覗き見ると、足がすくんで思わず後退りするほどの大パノラマ。
馬の背中のように隆起した尾根がそのまま海中へと沈む(写真右)。

○ クルスの海
・・・・・・通称「クルスの海」と呼ばれるその名のとおり、
巨大な岩々がクルス(十字)の形に海を切り取っている。
幻想的ともいえる自然のロケーションである(写真左)。








○ 若山牧水の生家
・・・・・・日向市の中心地から西方20kmほど
山間部へ進む。
明治18年8月、医師の長男として生まれた
その生家の隣には牧水記念館や牧水公園が
整備されている。

○ 牧水自身の筆蹟といわれる歌が
自宅裏山の自然石に刻まれていた。

『ふるさとの尾鈴のやまのかなしさよ
秋もかすみのたなびきてをり』

○ またこの地が、いかに辺鄙な土地であったかを思わせる
次のような歌も記されていた。

『おもいやるかのうす青き峡のおくに
われのうまれし朝のさびしさ』

○ 牧水の生家を後にして、予定していた全行程を終了。
3時半過ぎ、帰宅。
充実感に満ちた愉しいドライブの旅であった。

10月22日(火)
神話の里・高千穂郷〜日向岬への1泊ドライブ

○ 神話の里・高千穂郷へのドライブ旅行を楽しんだ。
宮崎市内から県北・延岡まで約90km、
さらに西へ約50km山間部へ進む。

○ 熊本県境に程近い、天孫降臨の地・高千穂である。

○ 朝8時、家を出発。
右手に日向灘、左手にシーガイヤやゴルフコースなど
南国独特の風景を眺めながら、一路北上。

○ 有料道路はガラガラ状態。
これじゃ、採算がとれないのは明らかだ。

○ 国道10号線に入り、新富町付近に来ると間もなく、
真っ白なソバの花畑が一面に広がってくる。

○ 高鍋町付近のお茶畑、ブドウのワインナリーで売り出し中の
川南町付近のブドウ畑…。

○ 目新しい風景を横目にしながらさらに北上を続けると、間もなく漁港の町・美々津。
旭化成の町・延岡に到着したのが、出発して約2時間半後の10時半。

○ 延岡市街地で国道10号線とお別れして、通称「神話街道」とも呼ばれる国道218号線を
五ヶ瀬川沿いに一路西へ西へ。

○ はるか下方を流れる五ヶ瀬川を渡るために架けられた橋の数々。
全国でも有数の高さを誇る道路橋が点在している。天馬大橋、千支大橋、青雲橋、雲海橋…。

○ 橋のネーミングからして、いかに高いところに架けられた橋であるかがわかる。
途中下車して、橋の上から川面をのぞくと吸い込まれるようで、気味が悪かった。

○ 第1の目的地である天岩戸神社到着は、11時半。
所要時間3時間半であった。

○ 天岩戸(あまのいわと)神社
・・・・・・天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る。
ご神体は、境内を流れる岩戸川対岸の森の中にある
天岩屋にあるとされ、窺い知ることは出来ない。

○ 真名井(まない)の滝
・・・・・・日本の滝百選の一つ。高千穂郷のシンボル。
阿蘇山の噴火で五ヶ瀬川に流れた溶岩が、数億年もの間のうちに
浸食して出来たV字谷。
最も深いところは水面から100mにも及ぶという(写真左)。

○ 高千穂大橋
・・・・・・五ヶ瀬川に架かる橋で、
延岡方面と五ヶ瀬・熊本方面とを結ぶ。
この橋は最も上流部分に架かっているもので、
下流に架かる神橋、神渡橋、槍飛橋、御橋、青葉大橋、音の谷つりばしなど
の代表格的な橋(写真右)。

○ 高千穂神社
・・・・・・神武天皇の兄神・三毛入野命(みけいりぬのみこと)ほかの神々を祀る神社で、
社宝に鎌倉時代後期の作といわれる鋳造こま犬一対がある(国指定重要文化財)。

○ 国見ヶ丘
・・・・・・神武天皇の孫神・建磐龍(たつのみこ)が九州平定の際に立ち寄って、
諸国を見渡したという神話が伝わる。
標高513mの丘からは眼下に高千穂の町並みや神話の峰々が、
はるかには祖母山や阿蘇連山も一望できる。
民謡「刈干切唄」発祥の地でもあり、歌詞とともに記念の碑が建てられている。

○ 予定していたスポット探訪、3時半に終了。
日向岬にある温泉ホテル到着、5時前。
オーシャンビューで見晴らし良好。海の幸、山の幸の料理もすこぶるグーであった。

10月21日(月)
プロ野球巨人軍の日本シリーズ直前・宮崎キャンプ

○ 昨日予定されていたキャンプ仕上げの紅白戦は、
あいにくの降雨で今日へ順延となってしまった。
今日は朝から青空も時々顔をのぞかせ、
絶好の練習日和となりそう。

○ 巨人軍選手たちの「追っかけ」をするのは、
何年ぶりか。
ワクワクする気持ちを押さえながら、
早々と9時半前には球場到着。
選手たちの球場入りを待ち伏せすることにした。







○ ところが、ゲートに張り出された「お知らせ」を見て、ガッカリ。
『グラウンドコンディション不良につき、本日の紅白戦は中止。
選手一行の球場入り:10時10分頃。
柔軟体操、キャッチボール、投手陣:グラウンド内
バッティング練習:屋内練習場』













○  テレビ画面でお馴染みの面々が、すぐ目の前にいる。

○ 至近距離で接することができるから、
愉快だ。

○ 報道陣の多さにはビックリさせられる。
それにもまして、熱心なファンの応援の
すごさはどういうことか。

○ そうはいっても、そのうちの一人は…?



○ ひたすら、黙々と走り込みを続けていた桑田投手、
他の選手とは別メニューで、トレーナーから入念に身体ほぐしを受けていた清原選手、
バッティング練習で、快音を連発していた二岡選手などなど、印象深い。
シリーズ本番での結果はどうなるのだろうか。期待が膨らんでくる。

10月21日(月)
高校のミニ同窓会

○ 中学・高校時代の同級生との久しぶりの再会。市内橘通りのT書店前にて、午後6時。
「宮崎地鶏を食べたいね…」で、地鶏屋さんへ。
話は尽きず、店を変えることに。

○ 昼間はジャイアンツのキャンプ見物。明日は早朝からドライブ運転が待っているのを
気にしながらも、結局遅い時間のご帰還となった。
ジュンちゃん、アリちゃんありがとう。
電話での「再会」に終わったキミちゃん、ありがとう。

10月19日(土)
母の墓参
○ 今年3月以來、7か月ぶりとなった墓参り。
暖かい陽射しを受けて、安らかに眠っているようであった。

10月18日(金)
足らずの名月・十三夜

○ 澄み切った空に輝く今晩のお月さんは、満月になる前の月齢11.7。
左側が少し欠けておりマンマルお月さんとは云えない「足らずのお月さん」だが、
輝き具合はダイヤモンド並みの明るさ。

○ 中秋の名月(十五夜)が「芋名月」と呼ばれるのに対し、
今晩の十三夜の月は「栗名月」とか「豆名月」の呼び名があるそうだ。
いい得て妙、素晴らしいお月さんに出会えて良かった。

○ 北朝鮮から長い歳月を経てふるさとへ帰って来た5人の人たち。
24年ぶりにふるさとで眺めるお月さんはどのように見えたであろうか。
そして、今なお北朝鮮に残っている人たちも、同じように眺めているのだろうか。

10月13日(日)
2002県立相模原公園秋祭り

○ 秋の心地よい陽射しの中で開かれた「公園の秋まつり」は、
「市立相模原麻溝公園オータムフェア」と
「かながわグリーンハウス十周年記念」事業と一体となって、
大変なにぎわいを見せた。

○ 屋外では、女子美術大学生等によるチアリーディングや吹奏楽アンサンブル、
造園協同組合による野菜市や花市など。

○ 屋内では、山野草会による山野草展や写真展、
華道協会による生け花展などなど。

○ 自然を満喫した楽しい1日であった。

10月12日(土)
月下美人・3回目の開花

○ 朝、庭に出て見てビックリ。月下美人がなんと満開状態ではないか!
「今晩あたり…」と思っていたのに、夕べのうちに咲き始めたらしい。

○ 野天に晒しっぱなしだったので、夜の冷気にあたって開花のタイミングが狂わされたか。
あるいは、せっかくの容姿を誰も見てくれないことに、ヘソを曲げたのかも知れない。

○ 秋の明るい太陽が照りつける朝8時になっても、依然として、美貌な姿を誇示していた。
この夏(秋)、3回目の開花劇であった。

10月10日(火)
秋晴れの好天

○ 今日はかつての「体育の日」。
抜けるような青空のもとで開幕した、
あの「東京オリンピック開会式の日」でもある。

○ ご多分にもれず、今日は爽やかな晴天の日となった。
久しぶりに眺める青空である。

○ 公園内を散策すると、秋を感じさせる風景が否応なく目に飛び込んでくる。
群生しているホウキギ(箒木)は緑色から次第に赤みを帯びて、
間もなく「手箒」が出来上がりそうな気配だ。

○ そして何よりも、「畑のキャビア」とも呼ばれるトンブリが、
大量に収穫されそうな時期がやってきそうだ!?


10月8日(火)・寒露
秋雨前線停滞中?

○ 今日は二十四節気のひとつである寒露。
「晩秋から初冬の間の露」が降りる頃で、秋の長雨が終わる頃をも指すのだとか。

○ にもかかわらず、最近のすっきりしないお天気具合はどういうことか。
そろそろ、抜けるような青い秋空を見たいものだ。

10月3日(木)
相模原麻溝公園の「赤い花壇」

○ 「相模原緑化フェア’92」開催に合わせて開園した相模原麻溝公園が、
開園10周年を迎えた。

○ 10周年を記念して、当時の「赤い花壇」を思い出させる見事な花壇が再現
されており、人々の目を引いている。

○ 斜面一面に整然と植えられた約2万3千ものサルビア。
情熱的な花色で、元気なエネルギーを感じさせ圧倒されそうな
見栄えである。



10月1日(火)
東京ディズニーシー

○ あいにくの天候ではあったが、
かねてから計画していた孫娘との東京ディズニーシー行きを決行。

○ 目玉となっているのは、
オープン1周年を記念して開催中のスペシャルイベント
「東京ディズニーシー1stアニバーサリー」。







○ 「台風接近中」との天気予報にもかかわらず、客の入りはまずまず。

○ 人ごみの中に入ると、地方の方言が聞こえてきたりするから、やはり前もって予定していた人たちが多いのであろう。

○ 結果的に知り得た情報によると、台風は川崎付近に上陸したあと幕張付近を通過した模様。
会場内にいて、幸いにもそのような気配を感じなかったところが面白い。






○ 結構な人出ではあったものの、通常にくらべると、
やはり客足は鈍っていたようだ。

○ 園内をスイスイと行動できたことを幸いと考えるべきだろう。








○ 惜しむらくは、写真撮影のチャンスが思うように得られなかったことかな。
爽やかな秋空をバックにした絵を撮ってみたかった。











(10月上旬のフロント・ページ)
○ 夏の間に生い茂っていた青い葉っぱは、すっかり赤みを帯びて、今にもひらひらと舞い落ちて来そうです。

○ また、春から夏にかけて人々の目を楽しませてくれたきれいな花の数々は、赤い実となって「実りの秋」を迎えています。

○ 畑で飛び交っているトンボやチョウの動きを見ていると、秋が次第に深まって来ていることを否応なしに感じざるを得ません。ハタケでの「実りの秋」を実感するのも、間もなくです(10月3日)。