(2003/7/23 : 開花が近い月下美人)


7月30日(水)
赤坂・迎賓館

○ かねてから念願のひとつであった迎賓館(旧赤坂離宮)参観が実現した。内と外の見学で、ゴージャスな気分に浸ることができた2時間余であった。

○ 迎賓館は、昭和44年(1969年)から5年の歳月をかけて「旧赤坂離宮」を改修し、昭和49年(1974年)に国の迎賓施設として設置されたもの。

○ もともとは明治42年(1909年)に東宮御所として造営されたもので、ヴェルサイユ宮殿を模したネオ・バロック様式建築は「日本最初の洋風宮殿」でもある。

○ 別掲「迎賓館・赤坂離宮」は、その一瞥記録である。惜しむらくは、建物内部の撮影が許可されていなかったことである。


雑草・エノコログサ
○ 本日7月30日付け、朝日新聞朝刊「天声人語」から。
読んで、ハッとした。全くの同感である。

  最近の言葉から。
▼園芸研究家の柳宗民さんは「邪魔者としてひとくくりにされる雑草も、日本の四季を映しています。エノコログサは、夏の風に揺れる姿が一番でしょう。どの草にもじっと見ると何かいいところがあるから、抜く手がとまることもたびたびで、困ります」
(03年7月30日付け、朝日新聞「天声人語」)



7月26日(土)
わかりにくい地下鉄の行き先案内表示

○ 定例の謡い会へ出席するため、電車を乗り継いで都心へ出かけた。急行小田急電車の終点・新宿駅の一つ前停車駅で乗り換える、かつて「飽きるほど」に乗り慣れたコースである。乗車して間もなく、心地良い椅子席に座ってついウトウト。気がつくと、終点駅に到着する寸前であった。

○ 折り返し電車でバックするのもつまらない。少々の迂回コースとなるが、時間的な余裕もあったので都営地下鉄「大江戸線」を利用することにした。新宿駅から時計回りで、飯田橋、後楽園方面行きへ乗らねばならない。が、この案内表示が非常にわかりにくい。

○ 反対回り(六本木方面行き)の逆方向行き電車に乗ればいいはずと思って乗車すると、都庁前駅を経由して練馬方面行きへ行ってしまった・・・。結局、再び「都庁前駅」に引き返し、そこで飯田橋方面行き電車に乗り換えて目的地へ。

○ 行ったり帰ったりのさんざんな「おのぼりさん」になってしまった久しぶりの大江戸線利用。良く考えてみると、どうやら「都庁前駅」利用者優先を念頭においた仕組みのように感じられてしようがない。そう思うのは自分だけだろうか。注意してよく読めば、それなりに表示してあったのかもしれないが。


7月24日(木)
今年初の月下美人、雨に打たれて無情

○  朝起きて見て、びっくり。昨夜来の冷たい雨に打たれてずぶ濡れ状態の月下美人は、すでに精根尽き果てていた。

○ 「開花は24日夜あたりか」と早や合点したのがよくなかった。昨日23日の状況からして、「もしかして、今夜(23日)辺りかも・・・」の悪い予感が、結果的に当たっていたのだ。

○ それにしても、はかない命の持ち主であるものよ。強い芳香を周辺に撒き散らしながら、月の明かりのもとでしか開くことをしない大輪の花。まさに、「美人薄命」と呼ばれる所以である。

○ 次の小さなツボミは大事に見届けることにしよう。

23日お昼頃。開花の時期も近い 24日朝6時過ぎ。冷たい雨に打たれて・・・



7月17日(木)
長引きそうな梅雨。束の間の晴れ間

○ 日本列島付近に居座ったままで動かない梅雨前線。
梅雨明けまでしばらく日にちがかかりそうな雲行きで少々うんざり気味。が、今日は久しぶりに束の間の晴れ間が広がった。
散歩は、やはり雨のないほうがよろしい。

松葉ボタン。斜面花壇いっぱいに咲き始めた 山椒の実香辛料として使うにはチト早い 野萱草(ノカンゾウ)朱色が鮮やか



7月9日(水)
人間ドック入り・健康チェック

○ 自身の健康管理に無用の自信過剰は禁物とか。
このところ遠ざかっていた「身体検査」のオーバーホールを受けることにして、馴染みのK大学病院ヘルスケアセンターへ入院検査。
振り返ると、3年ぶりの検査となった。

○ 最終的な検査結果報告は2週間後になるが、退院時に判明している段階としては「特段の異常なし」。
「毎晩の飲酒が続いているにしては、肝臓の具合は悪くないですね。だからといって、もう少し量を増やしてよろしいというわけではありませんよ。(笑)」女医さんのコメントが印象的であった。


7月1日(火)
梅雨は真っ盛り、今なお折り返し地点

○ 天気予報どおり、午後から雨が降り出した。雨降るなかの公園の散歩。空気が美味しい。
メタセコイアの「青い実」をやっと捉えることが出来た。夏から秋にかけて「赤褐色の実」に変わっていく。

○ 庭のスイレン鉢に現れたカタツムリ。
ツノを出し、ヤリを出し、メダマを出して這いつくばっていた。これまた、梅雨の中のほのぼの風景である。

県立相模原公園の噴水広場。メタセコイア並木は深い緑色に。 メタセコイアが実をつけた。夏から秋にかけて赤褐色に変わっていく。 心地よい雨。角を出し槍を出し目玉を出して元気よいカタツムリ。


(7月上旬のフロント・ページ)
○ 梅雨入りしておよそ3週間が経過し、そろそろ明るい太陽が恋しくなる昨今ではありますが、梅雨シーズンは今なお中途段階。梅雨明けが例年どおりの今月20日前後とすれば、雨とのお付き合いは今後3週間ほどは続くことになります。

○ 各地の海水浴場では海開きの行事が進み、富士山では夏山シーズンの幕開けとなる山開きが行われました。残念ながら、期待された強い陽射しの太陽は顔を出すことなく終わったようですが、7月の声を聞くに及んで、着実に夏が近づいてきていることを感じさせます(7月2日)。