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5月

(28・金)


・阿さんの奥さんが来宅して、昨日は吹き飛んだ小屋のあとかたずけにえらい迷惑をおかけしましたねと、焼酎一本を持ってこられた。なんてことを。

・いよいよ天井と壁への断熱材のはめ込みとボードの張りつけ作業が始まった。玄関扉の装着。傷つけないように、丁寧に、丁寧に!! おやじの取り扱いはいかにも乱暴過ぎて、ハラハラさせられる。
(27・木)


・発達した低気圧と前線の影響で、強風が吹き荒れる。午後になって穏やかになってきたと思っていたら、佐さんから電話。何事かと思いきや、阿さんとこの畑の小屋が吹き飛んで道路をふさいでいると。早速緊急出動。片さんも加わって撤去作業。われわれの小屋の方はトタン屋根の被害少々ですんだが、補強をせねばならないね、と佐さんとの結論。トマトの苗が少し傷んだ。えらい突風であった。

(25・火)


・中部山岳を超えて吹き込んだ西風によってフェーン現象が起こり、各地で今年一番の暑さとなる。東京で31.9度、横浜で31.1度と5月としてはいずれも観測史上最高を記録したとか。さすがに暑かった。

(21・金)


・トキのヒナが無事誕生!! 午後3時半、卵の一部が割れて羽が飛び出してきたとのこと。体重55グラム、身長15センチぐらい。国際保護鳥で、学名は『ニッポニア・ニッポン』と言うそうだが、絶滅の危機を乗り越えて、何とか増殖への道が開かれていくことを願いたい。それにしても、孵化する前に、卵の中でさえずる『ピッピング』が聞こえたとか何とか、孵化の模様の一部始終がテレビ中継されるなど、まさに超VIP扱いの過熱ブリだ。

・二十四節気の小満。陽気が盛んで、「万物がようやく長じ満ちる」。札幌ではライラック祭りが始まり、桜前線は日本列島の終着駅である稚内に到着したと、テレビのお天気予報士が伝えた。関東地方からは約2ヶ月かかっての日本列島終着駅への到着と言うことになる。

・玄関、キッチン、リビングに出窓の設置。大工のおやじの取りつけ作業は少し雑ではないのか。もう少し丁寧に扱ってもらわねば困る。水道管工事のおやじの、「頂いたステレオのスピーカーの声を大きくして、カラオケを楽しんでいる…」と言う話を聞くとうれしい。

(20・木)


・先月22日、新潟県新穂村の佐渡トキ保護センターで産卵して、ヒナ誕生が期待されていたヨウヨウとヤンヤンの卵に、午前8時半、孵化の前兆行動である『はし打ち』と呼ばれる仕草が確認されたとのこと。くちばしで殻を破ろうとする行動で、いよいよ誕生間違いなさそうだ。

(17・月)


・新しい玄関とキッチン部分の土台となる基礎うち作業が終わって、全体の骨組みが目に見える形で現れてきた。水道管工事とガス管工事も並行して進められた。保谷市から来たという遠来の水道工事屋さんのおやじは気に入った。大きな声で、気さくで、明るい。我が家の愛用のステレオを誰に引き取ってもらうべきか、思案中のところ、引渡し人としてはうってつけと見た。四半世紀を超える歴史が染み付いた代物で、スピーカー出力は大きいし、アンプも悪くない。名残惜しく思ったが、大事に使わせてもらうとの弁を聞いて、提供することを決断した。

(16・日)


・『平成の怪物ピッチャー』ルーキー松坂ダイスケ(18歳)と5年連続首位打者の『天才ヒッター』イチローとの初対決が、西武ドームでの西武VSオリックス戦で5万人の観客を集めて見せ場を作った。3連続三振と一つの四球という結果で、ダイスケの天晴れな勝利。最終回にリリーフを仰いで完投は逃がしたものの、3―0で勝利投手になり3勝目を上げた。『今日はこれまでの自信が確信に変わった』との試合後の弁も怪物にふさわしい。

(15・土)


・市立相模原麻溝公園で恒例のクレマチスのフェアーが始まった。約200種、7000株に及ぶ色とりどりの花が咲き競い、その規模は国内最大を誇ると言う。園内の看板にそう書いてあるからそうなんだろう。『バラが王様とすればクレマチスは女王』と言われるが、その美しさは確かに女王と言えるのかな。
・パソコン関連機器、プリンタ、電話機を和室に移動した。ほこりをかぶるのはとんでもないことなので、VIP扱いでの緊急避難作業となった。しばらく窮屈な思いをするが、座卓に座ってキーをたたくのもオツなもの。しかし、このダイアリーも一時閉店することとして、後日、過去にさかのぼって記録することにしようと思う。

(13・木)


・週2〜3回ペースの生活リズムとしてほぼ定着した感じの図書館通い。今日は自転車で隣のZ市立図書館へ。居住地でない市の図書館を利用できるシステムは図書館愛好者にとっては好評だ。隣接する3っつの市民が相互にそれぞれの図書館を利用できると言うわけで、非常に有りがたい。借りたい書物の事前予約が出来、その上、結果を電話で連絡してもらえるのもよろしい。当面、パソコン関連の月刊誌をいろいろ借入予約しているのだが、借り入れできるのにさほどの日数はかからず、借り入れ分がたまって読むのに追いつかない状態だ。図書館通いはその日の気分によって、徒歩で、あるいは自転車で、あるいはドライブを兼ねて……と趣向を凝らしている。とにかく、ゆったりしたソファーに座って、英字紙を含む新聞各紙に時間をかけてじっくり目を通すことが出来ると言うのはこの上ないことだ。時として、近くの椅子席から気持ち良さそうな“いびき“が聞こえてくるが、ワシも今度やってみたいと思っているところ!!

(11・火)


・沖縄地方及び奄美地方が昨10日に入梅した。いずれの地方とも平年より1日早く、昨年より約2週間遅い入梅だと言う。関東地方の入梅がいつになるか、家のリフォームスケジュールに差し支えなければ良いが。

・北さんと夕方5時に神田・末広町で待ち合わせて懇談。先月27日以来の2週間ぶりだが、毎度の事ながら話が弾む。途中から野さんも加わり、ベトナムの最新事情に始まって、タンザニアやマレーシアへの懸案事項などの問題、一転して、家庭菜園での野菜作り、山登り、料理のレシピなどなど話題には事欠かない。続きの話は席を替えて…と言うことになり、北さんご自慢の例の新橋へ。到着するや否や、「注文していたイタリア・シチリア産の赤ワインが入荷しているから持ち帰って…」と北さん。相模原特産ネギを“産地直送”で宅急便していただいたことのお返しだ…との事だが、我が家のネギがワインになって帰ってきて、のどを潤してくれるとは有りがたい。話に調子が出て、3軒目は久しぶりの銀座Lへ。帰宅は午前様にならなくてすんだが、ギリギリであった。

(09・日)


・今日、5月第2日曜日は「母の日」。約100年前、アメリカの女性がある教会で亡き母をしのんでカーネーションを配ったことが始まりだとか。東京のあるデパートのアンケート調査結果によると、「お母さんは贈り物の中身より感謝の気持ちが一番うれしい」そうだが、今年は年老いた田舎の母親が大好物の「カステラ」と「ドラ焼き」を贈った。年齢はいくつになっても、「母」は尊いものだ。「父の日」はどうなんだ?

・先日の雨で、案の定、せっかくの種まきは傷んでしまった。時無し大根とはつか大根の追加まきをしたが、少し時期おくれかも。ニンジンの種まきとサトイモ1kgの植付けを行う。これにて、一応の夏野菜の準備は終了と言える。

(08・土)


・どうした長島ジャイアンツ!!開幕戦の“絶好調”はどこへ行ったか、ついに最下位へ転落。顔面死球の村田真捕手に続いて、肉離れの二塁手と斉藤雅投手、死球による左手骨折の清原一塁手…と故障者続出でいずれも長期の戦線離脱と言うアクシデントがあるにせよ、8点差、9点差のゲームをたびたびひっくり返されるぶざまな負け方は情けない。日本経済の低迷ブリそっくり!?だが、さわやかな五月晴れみたいな“勝利の方程式”の到来は今のジャイアンツには期待できないのか。

(07・金)


・久しぶりに都心への地下鉄に乗って、かつて通いなれたビルの理髪店で散髪。理容師のお姉さんとの談笑も相変わらずおもしろい。その後、旧友のお嬢さん達やおじさん達と旧交を暖める。行き付けの居酒屋でおなじみのメニューでのアフターファイブも楽しいひとときであった。マイ・ホームページの開設を披露しちゃったが、宣言したからには内容やレイアウトなど少し本腰を入れて工夫しなきゃね。

(04・火)


・好天に恵まれていた空模様も一転して、雨、アメ、雨。天気予報は当たる。この土砂降りでは、昨日まいた種はだめになったのではないかな。久しぶりに、ゆったりと、パソコン遊びアンド謡曲テープの整理で一日を過ごす。

・宇多田ヒカル(16歳)の日本でのデビューアルバム「ファースト・ラブ」が3月10日の発売以来、523.9万枚の売上を記録し、日本音楽史上で最も売れたレコード(CD)となった由。この歌がリズム&ブルースと呼ばれる黒人音楽の雰囲気を漂わせるものであることに加えて、彼女が1970年代初頭に独特の声で人気を博した歌手・藤圭子の娘であって、ニューヨーク生まれのアメリカ育ちとベールに包まれた環境にあることも輪をかけているのかも。

(03・月)

・さわやかな薫風に乗って、近所の家々では大小の鯉のぼりが元気良く泳いでいる。ひところに比べるとあまり見かけなくなった光景ではあるが…。相模川高田橋上流では約1200匹の鯉の群泳が、また新磯の河川敷では「大凧まつり」と、この時期恒例の行事で、ピクニック、バーベキューなど河川敷は子供連れでにぎわっているようだ。

・朝食を終わって、NHKの連ドラを見終わって8時半。朝刊に目を通すのもソコソコに、昨日に続き農作業開始。「地這えきゅうり、時無し大根、はつか大根、いんげん」の種まき。きゅうりは収穫時期の“時間差”を考慮して後2―3回追加播きしよう。ニンジンの種まきは一雨来てからにしよう。

・大和いもの種芋植付け、1列。福井県産のいわく付きのもの、今年で3シーズン目に入る。大事にしなくちゃ。

・ジャガイモの芽掻き。2〜3本仕立てにして、追加肥料として化成肥料を与え、土寄せした。

・ねぎ坊主がだいぶん大きくなってきた。「小さくて、柔らかい薄い皮をつけている状態の坊主は、油いためにするとおいしいよ」と佐さんが教えてくれた。しかし、そんなに食べられるものではない。手でつまんで捨てた。白い部分はまだ“薬味”として欠かせない。

・明日から風雨が激しくなるとの予報。苗の支柱作りをして、昼前に引き上げる。

(02・日)

・みごとな五月晴れ!! 朝食を終わって、新聞を読み終わって8時半、畑仕事にいさぎよく飛び出す。いよいよ夏野菜の植付け、色々な野菜の種まきの時季到来だ。「八十八夜のころは播種の適期である」(広辞苑)とあるではないか。昨日買い付けしておいた、「なす5本、トマト7本、きゅうり7本、かぼちゃ5本、ピーマン3本、ししとう1本、たかのつめ1本」の植付け終了。梅雨どき、夏場の雑草防止対策としての黒ビニール敷き作業をしたから少し手間がかかった。種まきは明日やることにしよう。天気は4日から崩れるとの予報だ。

(01・土)

・明日2日の「八十八夜」を前にして、田舎から新茶が郵便パックで送られてきた。「ゆっくりと緑茶の味と香りを楽しんで…」とのことで、ありがたいことだ。立春から88日目に当たる「八十八夜」。「夏も近づく八十八夜、野にも山にも若葉が茂る、あれに見えるは茶摘みじゃないか、茜タスキにつげの傘…」と言う歌があったっけ。

・かねてから思案中であった「百科事典」の処分に付いては、公立図書館に寄贈する方法をとることにし、車で持ち込んだ。古本屋では「引き取れない」と言うし、かといってごみに出すのはしのびがたい。図書館が発行した受領証には、「…扱いについては図書館に一任頂けますようお願いいたします…」とあるが、当然の処置だろう。

・我が家のフジの花が満開となった。可憐な白い花が房となってぶら下がり、香りもすこぶるよろしい。我が家の花が、隣家の河さん自慢の庭園を背景から飾る形となって、確かに見栄えが良い。そこで、「花見の宴はいかが?」と言うお呼びがあって、6時半から「乾杯!!」となった。外国製の庭園用テーブルを披露する機会を待っていたのかな? いや、失礼。