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2月



(25・日)


・いよいよ「球春」の到来です。
プロ野球のオープン戦が、新装なった宮崎県営野球場で“こけら落とし”を兼ねて開幕し、その模様がテレビで放映されました。長嶋茂雄・巨人軍監督が名付け親になったという話題の「サンマリンスタジアム・宮崎」に、3万人を超えるファンを集めての巨人対広島戦です。松井ゴジラが満員のライトスタンドへ豪快な「祝砲」を打ち上げて、今シーズンへの幸先の良い、明るい展望をうかがわせました。

(24・土)


・謡の月例会に出かけました。1月例会が大雪で中止となったために、このグループによる顔合わせ・声合わせは、今年初めてのものでした。久しぶりの、長時間の「正座」で、足がシビレてしまったのにはチョット困りました。

(17・土)


・謡いのお師匠が主催する恒例の謡会を鑑賞するため、観世能楽堂(東京・渋谷)まで出向きました。大鼓・小鼓や笛による囃子の“調子”にあわせ、地謡による“バックコーラス”を背景にして謡う。そして面をつけ、豪華な装束を身にまとって舞う・・・こうしたプロの能楽師による熱演は、「さすが!」で、久しぶりに「伝統芸能の世界」を堪能しました。

・上演曲目は、「狂言・六地蔵」を間にはさんで、「能・橋弁慶」と「能・井筒」の2曲でした。
「橋弁慶」では、「…大の男の弁慶は、長いなぎなた振り上げて、牛若めがけて切りかかる・・・(小学唱歌)」と、五条の橋の上で展開する武蔵坊弁慶(シテ)と早業の少年牛若(子方)との果し合いの場面など、見事なものでした。
「井筒」は、井筒の女とも呼ばれる紀の有常の娘が、男(在原の業平)に対する恋慕の情を美化したところを主題としており、古寺の秋景色(ススキ)の中にある井筒の情趣が、しみじみとした気分を添えるものでもありました。

(11・日)


・昨日の2月10日は、「語呂合わせ」で「フキノトウの日」と呼ぶのだそうです。なんとも無理なこじつけによる命名のようでもありますが、「そういえばその時期になったのかな・・・」と、さっそく現物を確認したくなりました。

・狙いを定めて、Tさんの畑の一角にある「自然の宝庫」に出向くと、親指2個分ぐらいの大きさをした「蕗の花茎」が、しっかりと顔を覗かせていました。「冷たい雪に覆われながらも、いち早く、季節の変化を知らせるべく活動していたんだなあ・・・」と妙に感心しながらも、失敬して、摘み取って持ち帰りました。

・夕食時、サット塩ゆでして酢味噌でいただきました。それは、ほろ苦くもサイコーの「旬の味」でした。

(3・土)


・今日は節分で、明4日は立春。暦の上では、もう春ということになります。久しぶりに晴れ上がった週末で、なんとなくのどかな日差しですが、時折ほおに当たる風はまだ冷たく感ぜられ、「春は名のみの風の寒さよ(早春譜)」がぴったりといったところです。

・「福は内、鬼は外」を唱えながら、豆まきをしました。福を呼び込むためにと称して、ポリポリと口に入れるうちに、「自分の歳ほどの数を食べるなんてとても無理・・・」と思っていた当初の予想は、いつの間にか軽くオーバーしてしまいました。

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