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1月



(27・土)


・またまた、週末の大雪に見舞われました。午前3時ごろから降り始めたというこの冬3回目の雪は、時折強い風を伴いながら一日中降り続け、降雪量は25センチを超す大変なものとなりました。

・みごとな雪景色に魅せられて、カメラを肩に掛けて、外に出ました。長靴が雪の中にズボズボと埋るその感触を楽しみながら、自宅周辺を廻って、小学校の校庭、そしてわが菜園の方へと歩を進めました。樹木の枝に降り積もって織り成す幾何学模様の雪景色もなかなかいいものです。

・雪景色を堪能できたのは良かったのですが、実は、今日はまことに残念な一日でもありました。大雪のために、本年の謡い初め会が中止になってしまったからです。恒例の「紋付ハカマ着用」で、気分も大いに引き締まるものと、大いに期待していただけに、残念な雪であったというわけです。

(21・日)


・昨20日は、暦の上で二十四節気のひとつである「大寒」。このところ厳しい冷え込みが続いていましたが、「夕方から雪になる」という気象庁の天気予報どおり、夕方5時前から降り始めた雪はまたたく間に一面が真っ白になっていきました。

・雪をもたらした低気圧は一晩のうちに東の海上に抜けて、今朝は一転してまばゆいばかりの日差しとなりました。降雪量は2週間前の初雪を上回るもので、みごとな「白銀の世界」とはなりましたが、家の周りの「雪かき」はシンドイ仕事でもあります。しかし、近所の人たちと一緒になって、汗をかきながらの「いい運動」でもあります。

・「まっしろな白星」を続けてきた貴乃花が、優勝決定戦で武蔵丸を破って、14場所ぶり、2年4ヵ月ぶりに優勝を決めて21回目の天皇賜杯を手にしました。大相撲初場所、千秋楽での出来事です。

・日本より寒さが厳しい海の向こうのワシントンでは、ジョージ・W・ブッシュ氏の第43代アメリカ大統領への就任式が行われました。またアジアの一国フィリピンのマニラでは、同日、グロリア・M・アロヨ氏が独立後10人目のフィリピン大統領に就任しました。いずれも、「いわくつき」の騒動があった後の出来事でしたが、「雪景色のような面目一新」が期待されてもいます。かたや、わが日本ではなにやら「灰色のような景色」がまん延しており、なんとも面白くない出来事が続いています。

(08・月)


・朝、起床して窓を開けると、あたり一面はみごとな銀世界となっていました。昨夕から降り始めた雪の量は、テレビ放送によると「相模原地方で16センチメートル」ですが、家の周りの吹き溜まりでは「20センチ」を超えそうな勢いです。

・純白のふわふわした雪の上を歩くことに、「一種の快感」みたいなことを感ずるのは、私だけでしょうか。広場を見渡せば、子供達がわれ先となって「自分の足跡」をつくりながら、はしゃいでいます。鎖から放たれて自由になった犬達も同じ気分になっているようです。

・葉牡丹やパンジー、水仙などの草花は、冷たい雪の重さに耐えて縮みこんでいます。雪を取り払ってやりました。暖かい春の足跡も聞こえてきそうな感じもします。

(01・月)


・ 新世紀がスタートしました。100年に一度めぐってくる「特別な日」でありますが、いつもと変わらぬ平穏な「普通の日」の朝でもあります。

・ 初孫を加えての家族全員でお屠蘇を飲み交わし、おせち料理をつつきながらの朝。やっぱり、「普通の日」では見られない「特別な日」での出来事です。

・ この世に生を受けてわずか6か月の初孫が、来るべき100年後の世の中を経験することになるのか、その世相がどんなものになっているのか想像もつきませんが、とりあえず10年後、いや今年1年が明るい年となるよう祈念したいものです。

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