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5月



(29・火)


・我が家の庭のフェンス沿いに咲いているバラの花が満開になって、通りすがりの人達が発する「キレイ!」という声を耳にするのは、いささか気持ちのいいものです。

(27・日)


・大相撲夏場所は、横綱貴乃花の感動的な優勝で幕を閉じました。かつてないほどの強さを発揮して初日から勝ち進んできた貴乃花は、14日目の大関武双山戦で右ひざの「亜脱臼と半月板損傷」というアクシデント。もはや千秋楽の土俵には上がれないであろうと見られていましたが、気迫で挑んだ横綱武蔵丸との千秋楽結びの一番はあっけなく敗戦。そして星が並んで迎えた武蔵丸との優勝決定戦は、「相撲の歴史に語り伝えられるであろう」熱戦の末、貴乃花の勝利に終わりました。

・鬼神の形相を見せた貴乃花の勝利への執念は、優勝杯の総理大臣杯を土俵上で手渡した小泉総理をして「痛みに耐えてよく頑張った。感動した。おめでとう!」とアドリブで絶叫せしめました。結末はチョット出来すぎのドラマで終わったようにも思われますが、ここは素直に感動すべきことでしょう。

(26・土)


・謡曲月例会の演し物のひとつに「景清」がありました。この物語の舞台は日向の国宮崎市下北方であり、物知りのOさんから「宮崎には平景清を祀っている生目神社や景清の位牌を祀る景清廟がありますよね」などと話し掛けられました。宮崎出身者にして、十分な説明が出来ずに困ってしまった次第でした。

(24・木)


・「新しきものへの挑戦」合否発表の日。結果は実らず、惜敗の報に関係者一同がっくり、無念でした。

・「残念。次の機会を期してリフレッシュを」、「気楽に、健康第一に」などなどと知人、友人からいただいたメッセージの中に、次のようなものがありました。「勝つことのみを知りて負けること知らざれば害その身に及ぶ」。徳川家康の銘訓から寄せられたもののようですが、肝に銘じるべきことでもありましょう。

(18・金)


・日本の「能楽」が、国連教育科学文化機関(UNESCO)のパリ本部で、「人類の口承および無形遺産の傑作」19件のうちの一つに宣言されたというニュースが報じられました。貴重な芸能や文化を後世に伝えるために、ユネスコが創設した制度の第1号というものです。「能楽」が「世界の人類共通の宝」と認知されたわけで、能楽をかじっている末端のひとりとしてまことに喜ばしい限りです。

(15・火)


・宮内庁は、皇太子妃雅子さま(37)が「現在、妊娠3ヵ月。出産は11月下旬から12月上旬の予定である」と正式に発表しました。先月16日に「懐妊の可能性」が発表されてからの経過は、順調だったようです。コウノトリも今回はご機嫌をそこなうようなことはなかったようで、何はともあれ明るい話題を運んできてくれたといえましょう。

(14・月)


・「亡き母の命日までには我が家に神棚を備え付ける」という計画を実行するために、東京・代々木の明治神宮に出かけました。深い新緑に覆われた境内の神楽殿で、厳粛な雰囲気の中、巫女さんから手渡された神棚を神符(おふだ)とともに自宅まで持ち帰る事が出来ました。

(13・日)


・今日は「母の日」。約100年前のアメリカで、ある女性が亡き母をしのんで教会でカーネーションを配った事が設定のきっかけとなったものらしい。最近では、「母をしのぶ」とともに「母に感謝する」日としても定着してきているようですが、子供からもらった「母」へのプレゼントを「お相伴」に与るのもうれしいものです。

(5・土・こどもの日)


・我が家での毎年の恒例行事である「菖蒲湯」について、その由来を改めて調べてみました。それによりますと、「5月5日の節句に、菖蒲の葉や根を入れて沸かした風呂」、「菖蒲の葉にはアザロン、オイゲノール等の精油成分を含んでおり、この香りが邪気を払い、厄難を除く」とあります。邪気を払いながら、ゆったりした気分で菖蒲湯につかるのもなかなかよろしいものです。

(1・火)


・5月のさわやかな風を受けて、1200匹の鯉のぼりが空中を群泳する壮観な光景が、相模川の高田橋上流で繰り広げられています。両岸の川幅約250メートルを5本のワイヤーで結び、1本のワイヤーに240匹づつをぶら下げるというものです。「急流をさかのぼる鯉のように、たくましく育って欲しい」男の子への願いという事で、幼稚園児や小さな子供連れの家族でにぎわっていました。

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