足柄・開成町 あじさいの里
「田の道」変じて「あじさい・虹の道」に

神奈川県の西部地域に位置する開成町は東西1.7km、南北3.8kmと県内で一番小さな町である。町の東部沿いには水量豊富な酒匂川が南北に流れ、「あじさいの里」付近は緑一色の水田が広がる。

水田地帯の農道や水路沿いに「町の花・あじさい」を植栽し、他のあじさい名所とは趣を変えた風景を作り出すことを狙っているのが、ここ「あじさいの里」の特徴である(2005/6/13)。

(参考資料:開成町役場リーフレット、現地案内板ほか)


開成町が開催した今年の「あじさい祭り」は、町制施行50周年記念事業の一環として開催されたもので、近年にない賑わいを見せているとか。


あじさい農道
同町北部地域にある「あじさいの里」であじさいの植栽事業が始まったのは昭和58年度なので、すでに20年以上の歴史を刻むことになる。


水路
正面ゲート 底が透き通って見える清流


水田のなかのアジサイ
昭和58年度に1,420株、昭和 59年に3,580株、合計5,000株を植栽。植栽対象面積は17ヘクタール、植栽延長は10.6kmに及ぶ。


アジサイの種類はガクアジサイ、セイヨウアジサイが主体で、ピンク系、ブルー系が少ないようだ。





(番外編)

小田原城址公園 あじさい・菖蒲園