1月



(盆栽・カエデの枝先 : 2006/1/21)



平成18年(2006年)1月29日
第19回「檀(まゆみ)の会」

○ 1987年(昭和62年)に先代・松木千冬師によって立ち上げられた「檀の会」、今年は数えて19回目の開催(東京観世能楽堂)である。

○ 今回のテーマは「親子」。
兄弟の友愛とともに母親に対する感情を見事に演じた五郎役の松木崇俊(小袖曽我)。少年天鼓と父王伯とをしみじみと演じ切った松木千俊(天鼓)。いずれも熱演の"親子"であった。

十郎祐成と五郎時致兄弟は母への思いを…。

"妙音"を発する鼓。少年天鼓は父への思いを…。
「撮影お断り」のところでしたが、↑2枚の画像をノーフラッシュにて撮影させていただきました。ありがとうございます。

たんとの謡曲お稽古始末記」にも別掲。
檀の会(まゆみのかい)
檀の会は重要無形文化財観世流シテ方松木千俊が主催し、能楽のすばらしさを皆様と追及していこうと企画している会です。
今回は親子をテーマにしました。母親と子供(小袖曽我)、父親と子供(天鼓)。皆様とあらためて考えてまいりたいと思います。  松木千俊
(「案内リーフレット」から引用)



1月21日(土)〜23日(月)
今冬初めての積雪
20日の夜半から降り始めたこの冬初めての雪は、翌21日の朝には一面が真っ白。その後もほぼ一日中降り続ける"大雪"となった。まさに二十四節気の一である大寒にふさわしいものといえるのかも知れない。

外気の厳しい冷え込みもあって雪解けは遅々として進まず、残雪は二夜が明けてツララ状態に。冬晴れの陽射しを受けた「氷の結晶」という珍しい風景を楽しませてくれた。
見る見るうちに膨らんでいく"ワタボウシ"(盆栽カエデの小枝:21日朝7:30) 車庫の屋根に残った雪は二夜が明けてツララ状に(23日朝:6:45) 冬晴れの青空に輝く「氷の結晶」(23日朝、8:00)



寒中お見舞い申し上げます。
この冬は殊のほか厳しい寒さが続くようで、各地における記録的な豪雪による被害も懸念されています。

暦上での"大寒"を1週間後に控えているなかであっても、"春の息吹"もかすかに聞こえてきているようではあります。


1月13日(金)
冬枯れの公園・3景
イイギリ(飯桐) アメリカ スズカケノキ サンシュユ

木の実・3種
サルスベリ シャラノキ ケヤマハンノキ


1月11日(水)
グリーンハウス(温室)は別世界の暖かさ
県立相模原公園の温室植物園。
アルベメヌ
別名はヒメイチゴの木。白い”ちょうちん花”はアセビの花そっくり。同じツツジ科である所以だ。

「花と実が同時に付くのはこの木だけです」との係員の説明。なるほど!
ドンベアウォリッキー
背丈3m位の高木に直径15cmほどのクス玉状をした大きな花房。柔らかいピンク色に似合わない強烈な香りを放つのが印象的。

係員の説明によると、「館内で初めて咲いた貴重な花」だとか。
マミラータ(ビロードヤブコウジ)
中国では目出度いお正月の飾り物に愛用され、中国名では「虎舌紅」。流通名は「ビロードヤブコウジ」「赤毛ヤブコウジ」。

丸くて赤い実にはトゲが、分厚い葉っぱには細いヒゲがイッパイついている。


1月5日(木)
野鳥の生態に異変?! と思いきや…
今年もやはりやって来た「招かざる客・鳥ども」。
例年、鳥被害に悩まされる時期であるにもかかわらず、菜園野菜類への来襲被害がないので「鳥類に異変?」などと手前勝手な類推をしていたが、とんでもはっぷんな思い違いであった。

我が庭木のピラカンサの赤い実を食い散らすのも時間の問題なのだろう。
聖護院だいこん ブロッコリー



1月1日(日)
迎春
近年にない寒さがこのところ続いているが、自然界では春の息吹も着実に進んでいるようで、盆栽ウメのつぼみもだいぶん膨らんできた。新しい年の幕開けにふさわしく、今年一年が明るくて希望の膨らみに満ちたものとなることを連想させるようだ。