8月



(宮崎県立総合文化公園 2006/8)



■残暑お見舞い申し上げます
今年の夏は殊のほか暑い日が多かったようにも思いますが皆様はお元気で乗り越えてこられたことと存じます。

当方は一か月半もの間のふるさと逃避行?生活で休養充分と云いたいところですが、逆にこれから夏疲れが出て気やしないかと思ったりもしてい
ます。(下旬:処暑23日)



■蝉の一生
窓を開け放しての寝苦しい熱帯夜が明けた。途端に、枕元で蝉の合唱が始まる。耳をつんざき、騒音とさえ感じさせるあの大きな鳴き声がやけに気になるのは何ゆえか。

それは無数に散らばる羽化後の脱け殻と命果てた亡き骸を目の前にして、神秘的な蝉の生態に思いを馳せたからであった(歳時記topics「蝉の鳴き声&蝉の儚い命」に別掲)。(中旬)