太陽と緑の国・秋のみやざき
自生する"夏の花"、奇岩"鬼の洗濯板、謡曲"景清の史跡"ほか

暦の上では晩秋。
11月も終りに近く、間もなく12月師走に入ろうかという時期であるにも拘らず、日中の日差しはかなり強く、汗ばむ陽気となる南国宮崎。"温暖化傾向"の表現だけでは済まされないような気象状況である。

今年3回目となるふるさと生活の一端を描写する
(画像はいずれも11月中旬撮影)(2006/12/10)




自生する"夏の花"の数々
自生するポインセチア群

ブーゲンビレア 芭蕉の花&実 ポインセチア



芸術的な奇岩・"鬼の洗濯板"

名称:青島の隆起海床と奇形波蝕痕
指定:国・天然記念物、昭和9年5月1日
『周辺の岩盤は、新第三紀(三千年前から百万年前まで)海床に堆積した砂岩と泥岩の規則的互層が傾いて海上に露出し、波浪侵食を受けて堅さの違いによって凸凹を生じさせたものである…』

名称:青島亜熱帯性植物群落
指定:国・天然記念物、大正10年3月3日
『北半球最北の貴重な亜熱帯性植物群落がある。自生地植物は197種で、熱帯・亜熱帯性植物27種を数える。その代表植物ビロウの成木は約4300本…』(いずれも現地案内板)。



青島を遠望 サーファーの穴場らしい ビロウ樹、いかにも南国風景


若山牧水歌碑・その他句碑
(1)

青島植物園の中に歌碑、句碑が、黒潮を浴びるなかで建っている。

郷土宮崎が生んだ歌人・若山牧水の歌碑であり、正岡子規の正当な後継者ともいわれる長塚節と現代俳句界の第一人者である金子兜太の句碑である。

(2) (3)
(1)若山牧水 : 『檳榔樹の古樹を想ふその葉蔭海見て石に似る男をも』(牧水)
(2)長塚  節 : 『とこしへ原慰もる人こそあらくれに秋てり潮のおらぶ夜は憂し』(節)
(3)金子兜太 : 『こゝ青島鯨吹く潮われに及ぶ』(兜太)


謡曲・景清史跡

謡曲「景清」。盲目の父と献身的な娘との哀話である。

屋島の合戦で勇猛な戦を見せた景清は源頼朝によって日向の国に流された。その娘・人丸が父を尋ねて行くと父は盲目乞食になっていた…。

景清父子の墓 紀元2600年 景清廟改築之碑
『景清く照らすいき目乃水かしみ末の世までも曇らさりけ里』
境内整備金奉献者芳名碑には、観世元正、武田太加志に交じって我が謡曲の先輩「湯地武興」の名前も。