(99)平成11年・6月〜12月


平成11年(1999年)12月25日
第178回 定例会・忘年謡い納め会

○ 謡曲練成会の謡い納め、つまり忘年会。新たな加入メンバーとしてふたりの御婦人が参加された。にぎやかなことではある。雰囲気がかわらないことを願う。


平成11年(1999年)11月27日
第177回 定例

○ 謡曲練成の定例会。今月の出し物は、『江口』、『仲光』、『葵上』、『船弁慶』、『紅葉狩』の5曲で、そのうち『江口』の遊女役(ツレ)と『葵上』の巫女役(ツレ)を所演。

○ 終わってからのお楽しみ宴会のメインメニューは、にんにく入りの鶏肉すき焼き。おいしかった。その後、奥さん、篠さんの3人でさらなる反省会に立ち寄って帰宅は11時過ぎ。


平成11年(1999年)11月13日
MITI謡曲連盟秋季大会(第85
回)

○ 恒例のMITI謡曲連盟秋季大会(第85回)に出席して、素謡として「紅葉狩」のワキ役を務めた。シテ役黒さん、ワキツレ後さん、地頭櫻さんの諸氏とともに。

○ 奥さんによる仕舞「松風」の地謡は難しかったが、櫻さんとのコンビでなんとかサマになったのではないか。その他の出し物は、素謡として「熊野」(観世)、「三井寺」(喜多)、「枕慈童」(宝生)、「卒都婆小町」(観世)、独吟として「天鼓」(宝生)、「葵上」(喜多)、仕舞として「松風」(観世)、「猩々」(喜多)とそれぞれの方々の競演が続き、終演は5時半過ぎ。


平成11年(1999年)10月23日
第176回 定例会

○ 第176回を迎えた10月の月例謡曲練成会。欠席者多く、メンバーの都合で出席したのは男性が篠、中、菊の各氏とワシの4人、ご婦人が黒、大のお二人で、計6人の小人数は過去最少じゃなかったかなと思う。

○ 『花筐』のシテ役
(皇子に恋慕を募らせるオンナ役)と『自然居士』のワキ役(人買いとなる商人役)が、ワシの今日の出番。そのほか、他の全曲に『地謡』として出づっぱりの5時間であった。


平成11年(1999年)9月25日
第175回 定例会

○ 定例の謡曲練成会。『錦木』のシテ役、『俊寛』の康頼役、そして『柏崎』の地頭役が今回の割り当てられた役割。務め上げて、気分ソウカイ。いつものことながら、謡い終わって飲む冷たいビールの味は格別だ。


平成11年(1999年)6月12日
MITI謡曲連盟夏期大会(第84回)

○ 年2回恒例のMITI謡曲連盟夏期大会(第84回)に出席。素謡として、観世流「海士」のシテ役をワキ役黒さん、子役篠さんと共に務めた(地頭櫻さん)。その他、他グループによる素謡の「小袖曽我」、「三輪」、「求塚」の地頭として、また奥さんの仕舞「西行櫻」の地謡として声を張り上げた。爽快な気分。しかし、いつものことながら、観世流以外の宝生流や喜多流の謡い方にはどうも違和感を覚えるのは自分だけだろうか。逆に、彼らはわれわれに対して同様な感じを持っているのかもしれない。