風さん(7)



緊迫!海底人の内紛!
以前、皆んなに告白したことがある。僕がプロフ以外の別の顔を持っているということだ。そう、「地球防衛軍日本地区九州支部精鋭隊・隊長」だと言うことである。そんな僕に日曜の夜、11時半頃、国連からシークレットテレフォンが携帯に入った。むかし僕がよく世話になった、事務総長のAからである。
A:「やぁ、どうだい?604626号(僕の組織のコード番号だ)」
風:「なんだいA。久しぶりだなぁ。こんな時間に何事だい?」
A:「君に頼みたいことがあるんだ。特別シークレットな、緊急事態なんだ。」
風:「おいおい、待てよA。僕は三連休の最中で、しかも一昨日と昨日はいろんなことが重なってつぶれちまった。明日しか休みが残されていないんだぜ」
A:「無理を承知で電話してきたんだ。事態は緊迫している。君じゃなきゃ駄目なんだ。君がやってくれなきゃ。君も、君の愛する人も、人類全てがずっと休みになるんだぜ。それでもいいというのなら仕方が無い。僕が間違ってたよ。」
風:「なんてこったい、A。わかったわかった、おーけい、君の言うことは100%やるよ。で、今回はどんな出来事が僕を待っているんだい?教えてくれ。まさか、僕のロックンロールが聞きたいなんて言い出すんじゃないだろうなぁ」
A:「確かに君のロックンロールはいかしてるさ。でも、今日はいい。時間が無いんだ。今度の事件は、海底人さ。どうやら内紛を起こしているらしい。明日の朝早く行ってくれ。いい仕事を頼んだぜっ。それから無事に帰ってきてくれよ。また、君のロックンロールを聞きたいからね。」ガチャン・・・プープープー・・・
風:「・・・海底人・・・まさか!」

諸君は前回の事件で地底人のことをよく知っていると思う。そして海底人だっているんだと言うことは、うすうす感じていたんじゃぁないだろうか。えにうぇい。僕は早朝から飛び出す、いつもの相棒。「スーパージェッター風7号」も一緒だ。交渉の経過は、国際機密保持法第75条第1項により詳しくは伝えることが出来ない。が、簡単に言うと、内紛の原因は、「プロ野球のスト決行の是非」にあるということだ。やれやれ、まったく、なんてこったい…┐( -”-)┌この僕もその事件の当事者であることを説明しながら交渉は進められた。そして、何とか解決の糸口を見つけ、一応の解決を見た。密基地に戻り、ようやく今報告書を作成完了したところなんだ。
さて、報告書を届けにアミンのところに行かなきゃなんない。そう、ロックンロールも歌ってあげなきゃな。とびっきりいかした奴をね。また、地球は救われた・・・

PS:この事件は完全に解決したわけではない。来週末の結果によっては、玉手箱が開けられるかもしれないんだ。何が出てくるかわからない、そんな玉手箱がね・・・(2004/9/20)
Re.tanto:悩み…
史上初、二度とゲットできない記念すべきチケット。ここはやはり、保存して神棚に陳列して置くべきでしょう。

さて、保存するは1枚にすべきか、2枚にすべきか、いや3枚にすべきか…。ハムレットとマクベスも「それが問題だ」と悩むことしきり。

女子美ミュージアムに「陳列されている」美大生の創作品。うん、これも問題だ。(2004/9/19)
日本プロ野球史上初のスト突入へ
6球団か、5球団か、一リーグか、二リーグか
まぁいろいろと、それぞれの思惑や利害関係が渦を巻いているようだがそんなことは棚に上げたり、横に置いたり、縦に置いたり。表にしたり、裏にしたりしてですなぁ。とりあえず、このゲットしたチケットを如何にするか・・・
それが問題だと、ハムレットのごとき、僕の午後は過ぎていく。(2004/9/18)
Re.tanto:快楽の舘?
チョー長文の"風さんブシ"がビッシリ。何事かと思ったら、ドック入りでしたか。

何物でも長いこと使い古していたら、どこかにガタが忍び寄ってくる。まあ、ある面では致しかたないことかもしれませんね。

でも、うら若き彼女に全てをまかせておけば、そしてケアに徹すれば明日から再び健康体を取り戻せる…。これぞ、快楽の舘での新発見というべきです。

イガグリの痛さに苦しんでも、その後には美味しいものが待っている。これまた楽しい新発見でした。(2004/9/18)
悪魔の舘でまた僕は損なわれた
貴方には、見えますか?
もし見えたなら、私と同じように悪魔の館に行く羽目になるかもしれません・・・

今日大変な目にあってきた。悪魔の館に行ってしまったんだ。今朝は、会社の指示で、とある場所へ朝から直行することになった。その建物は、コンクリート打ち放しと花崗岩で作られた建物なんとも寒々しい重厚な造りだった。朝早かったため、まだ開いてなかったのだがしばらくすると、音もなく扉が開き、若い女性が招き入れてくれた。笑顔だったんだがその目は決して笑ってるようには見えない、冷たい笑顔だ指示されたとおり、囚人服の様な物に着替えを済ませた。薄暗い部屋に通されると同じ囚人服をまとった人たちがいる。20人ぐらいだろうか、一様に暗い顔でうつむいている。おそらくは、本能的に、これから起こるであろう惨劇を察知しているのだろう。次々に名前を呼ばれ、別の小部屋に移されていく。そして、僕の名が呼ばれた。まず、目を焼かれた。鋭い光線が目を焼いた。これから起こる出来事が曖昧にになるように霞む世界。そして次に、囚人服を脱がせられて、体中に電極が取り付けられ電流が流される。まるで、出来損ないのフランケンシュタイン。霞む世界のフランケンシュタイン。そして次は、体中にドロドロしたものを塗られ、マウスのようなもので体中を撫で回される。超音波が照射されているようだ。その波動が隅々をまさぐり、断面が切り取られ損なわれ行く。霞む世界のフランケンシュタインの断層。さらに次に、異様なものを口に含まされる。口の中が痺れてきた。感覚がなくなりかけたところで、針が右肩に刺される。意識が朦朧となりかけると、棒のような物を、持ち出してきた。そして、次の瞬間。その棒のような物を口に入れ始め、僕は串刺しになる。まっすぐは、入らないようで、時折回転させたりして、僕はメザシになる。霞む世界のフランケンシュタインの断層のメザシ。僕には分かってきた。クライマックスが近づいてくる。彼女が(そうなんだ、彼女だったんだ)僕の一枚だけ残されたパンツに手を掛け膝までずり下ろす。そして後ろから、そう、太ももの交差した後ろの御尻。そのある部分に、それは固く拒絶され、出口であるべき部分のはずだが管を差込、得体の知れぬ液を注入する。その結果、腹の底からうねりが起きはじめる僕は、全てを、体中の全てを、下から滝のように吐き出した。霞む世界のフランケンシュタインの断層のメザシは垂れ流す。まだ惨劇は続く。さらに彼女は(そう、彼女なんだ、しかも、うら若き彼女)無理やり、そう無理やりなんだ、尻の肉を広げその恥ずかしい穴に指を入れる。かき回す。「大丈夫ですか?」と聞かれる。「大丈夫な訳ないじゃないか!」と怒りを込めて訴える。そんな声を無視して、彼女は(そう、彼女なんだ、しかもうら若き、可愛い顔をした彼女)太くて固い黒い棒・・・まさか、口から入れたものと同じ?まさか?その太くて固い黒い棒を、またその穴に、挿入し始めた。挿入した長さが1mを超えたころ。1m?やれやれ、なんてこったい!僕は思い出し始めている。僕はもう、何回もこの拷問を受けている。最初の喪失以後。もう何回も喪失してしまっている。そして、苦痛は快楽に変わり、声が・・・あぁ〜・・・と、出始める。霞む世界のフランケンシュタインの断層のメザシは垂れ流して喪失し苦痛と快楽を覚える。
更なる恐怖。結果系としての昨年からの体重増加。指示としてのダイエット。アレモダメコレモダメソレモダメ・・・今年の人間ドックはとりあえず終わり。さて今日は芋だぁ〜!!!霞む世界のフランケンシュタインの断層のメザシは垂れ流して喪失し苦痛と快楽を覚える、まぁえぇじゃん、とりあえず芋の世界。

貴方には、見えますか?
もし見えたなら、私と同じように悪魔の館に行く羽目になるかもしれません・・・ (2004/9/17)
Re.tanto:いい朝
珈琲の渋い香りをかぎながら迎えたいい朝。右脳が心地よく刺激を受けて、充実したいい一日になったことでしょう。

近くの公園広場で、今日から始まった「全国大陶器市」。有田焼、萩焼き、信楽焼きなどなどの名品が陳列されて、大賑わいでした。(2004/9/11)
おはようと言うには遅すぎるのだ…
いつもよりは、3時間以上遅く起き出した朝。外の抜けるような青空とは裏腹の鉛のように重たい体。足先から、頭のてっぺんまで重金属に覆われたようなそんな、気分で布団を抜け出した。

瞼はまだまだ閉じることを要求しているにもかかわらず外へ出て、白い煙を吐き出してみる。どうやら、空は、そんな僕の破壊的な状況を意にも介さず充分成熟した色使いで休日の朝を彩っていた。

あまりのまぶしさに、早々に家の中へ入り込み珈琲を入れる。家の中では、まだ朝の光が残っていて、僕を包み込んでくれる。渋い香りが湯気とともに漂いながら「ウンウン、結構いい朝だぜっ!」そんな声を右脳に届けてくれた。(2004/9/11)
Re.tanto:大きくなった子どもたち
母親にくっついてヨチヨチ歩きだったカルガモ赤ちゃん。わずか2ヶ月ぐらいにして、すっかり大人びて自立心も旺盛になってきました。

子供たちにそっぽを向かれた母親。子どもの成長を喜ぶべきか、淋しがるべきか…。

いや、淋しいなんてことは何にもない。将来に向かって羽ばたいていくのを、喜んで見つめているのでしょう。(2004/9/9)
こどもは宇宙を駆け巡る
苛々した気分を紛らわそうと新聞を見る。チェチェンの子供たちが逃げ惑うのが目に入るテレビを見る。
若い母親が子供を殺したとニュースが伝える。少しのボタンの賭け違いで友達を殺す子供もいる。何処を見ても、寒々とした空気の中の殺伐とした風景しか見えない。
紛らわされずに、胃袋に詰まった苛々は膨張をはじめ遂には、その三乗ぐらいに膨れ上がり、拡散し、収束し、昇華する。
子供が純粋なんて嘘はもうとっくに見破っているけれど子供は宇宙を駆け巡ることが出来ると未だ僕は信じている。(2004/9/8)
今日見た映画
未だかつて無い神話的なスケールのギャラクティック・サーガ!!・・・でんねん。まぁ、楽しめましたよ。

秋が近づいて来るのは実感ですがすぐ18号も近づいてきて浅間山も噴火するし東海地方も地震だし、もしかすると今夜あたり宇宙帝国軍の大群が地球上の夜空に現れるかもです。(2004/9/5)

Re.tanto:ギャラクティック・サーガ
「壮大な銀河年代記の幕が開く!」。今夏の話題作だったのですね。

そういえば、東京・渋谷駅ハチ公前に巨大広告がぶらさがっていたのを見たことがあります。JR山手線や都バスなどの動く広告でも!!
こちらは映画鑑賞でなくて、広告をただアッケに取られて眺めていただけでしたが…。

"天変地異"、たしかにひそかに進行中かも…ですね。(2004/9/6)
Re.tanto:降ったり止んだり
こちらは冷たい小雨が降ったり止んだり。雨が降っても、「いくでぇ〜!」と歩かないとどうも調子が出てこない。

新幹線の駅って、どこも同じに見えてきちゃうけどどこなのかな〜。

ヤマボウシの実って、見れば見るほど愛嬌ありますね。(2004/9/5)
今朝の天気はライトブルー
天気予報では、曇りのち一時雨。でも、実際には薄い雲に包まれているけれどいい天気が広がっている。まぁ、よくあることかもしれないしそんなに気にはしていないけどね。

さて、今日は、映画でも見てこようかと考えているのです。特段何が見たいから行くのだちゅうようなよっしゃ〜いくでぇ〜!的気分も無いわけだけどたんにタダ券貰ったので、行って見ようかその程度の曖昧かつ模糊な目的意識で出かけようかと考えている、実に輪郭がぼやけている、やや遅い朝であります。(2004/9/5)
Re.tanto:台風〜
九州全体がスッポリ覆い被さって、奴さんはこの後、日本列島全体を狙って進行中のようですね。

いかに台風馴れしているといっても、自然の猛威には逆らえない。ひたすら、通過するのを待つしかない…のでしょうか。お仕事に支障がないこと、祈ります。

あの可憐なムクゲの花は、大丈夫だったかな…。(2004/8/30)
ヒューヒュー
奴の息吹が聞こえる。湿った嫌な匂いのする息だ。また、奴がやってくる。この仕事をはじめてもう何回目の事だろう。平穏のうちに土曜の夜を過ごし、その延長で日曜を過ごしていた僕は夕方になると、落ち着かなくなってきた。奴が来る。

明日の明け方、新幹線は動くのだろうか。奴が待っている。そう考えるといてもたってもいられない。家の事などほったらかし、すぐに着替えて、まだ動いている新幹線に飛び乗った。

そして今夜は、事務所の中で麦酒や古酒を相手に、奴が来るのを待ちつづける。まだ若く、ずいぶんと若く。素手で奴に立ち向かったのは大昔の話。おいおいっ、まだそんなことをやっているのかい?としたり顔の老獪な将軍は顔をそむけながらつぶやくだろうけれどそんなこたぁかまやしねぇ。だって奴が来るんだぜッ!

ビュービュー・・・音が濁り始めた。もしかすると、僕は奴に会いたがっているんじゃァないだろうかとそんな気もするけれど、ほんとの所はよくわからない。

もう、「いつものアナウンサー」は中継をする気もなくしているだろうし何も吸収しないし、何も蓄積しないし、何も排泄はしないだろうけどともかく、明日を僕は一人で待つ。ビュゥービユゥー・・・奴がすぐそばまで来ている明日の明け方、奴は確実にやってくる。(2004/8/29)
Re.tanto:栄光の架橋
名物・いわしのぬかみそだき&とうもろこしの汁があれば、全て「うまくやれるに決まっている」。

そう、「だからもう迷わないで〜」。テレビ音波が繰り返し流しているとおり「栄光の架橋」は直ぐそこに待っているのですから(笑)。

気分転換に、"彫刻の美"でもご覧下さい。箱根ポーラ美術館の展示室前、ロビーに飾ってあるものです。(2004/8/29)


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