風さん(18)



春の暖かな陽光が
ステンドグラスを通して差し込んでくる。その特殊な色合いにより、光は変化し無機質なコンクリートの表面を実に微妙な明るさで照らし出す。

多分、BGMはNINA SIMONEが最高だろう。更に、あっシマッタ!スコッチを切らしてる。仕方が無いので、結局、芋のお風呂の中。僕はゆっくりと漕ぎ出すことにする。

先週にありがとう。今週によろしく。また、時が繰り返し、また、時が繰り帰る。(2005/4/17)
Re.tanto:天神ビル
俄然、注目を浴びたビル。そこの前でヒトリ孤軍奮闘?しているコブシの花、ですね。

この時期はコブシであれ、白モクレンであれ、サクラと同じくらいに目立つものですよね。

大樹・ケヤキの新緑はたまらなくよいものですが、この樹にかわいい花が付くなんて初めて知りました。(2005/4/17)
やや古き画像なれど
この花、ずっと桜だと思っていた。足元を通ることも無かったし通るとしてもバスで通過するだけでそれも、別の路線を使うようになってからはほとんどこのビルの前を通ることも少なくなったし。

ここは、天神。地震で一躍有名になったガラスの割れたビル。旧岩田屋の真ん前に位置する。過去においては、この付近の土地の値段が九州一の高値だったわけで三越、大丸、地下街によって、中心が南に移動したことで人通りも少なくなったようだ。しかも、まさかの岩田屋の凋落。

まさかまさかの福岡市直撃地震。そして、映画を見るような窓ガラスの崩壊いろんなことがここ最近、この場所を通過したわけだけど季節は、何も疑わず測ったように、咲くべきときに咲く。天晴れ、天晴れ、天晴れ也。(2005/4/16)
Re.tanto:春が咲く
春の旬も過ぎて、いよいよ初夏の候というべき頃ですね。

屋根の上にも花が咲くころですから、チューリップの花はそろそろ終りそうな気配です。(2005/4/16)
屋根の上にも春が咲く
花は花として生まれてきた以上、華になりたいと願うだろうが、人生とはままならず華は僅か一握りの花しかそのチャンスを与えてくれず花は花として一般大衆の中でその生活を送らざるを得ないのである。

が、花が花であったにせよまさか、屋根の上。しかも、おせいじにも、立派とはいえぬ屋根の上に咲く花とくればさて、何を言わんかである。

ともかく、春は、分け隔たり無くいや、実は分け隔たって仕方ないのではあるがまぁ、ここんところは、世間の流れに沿って進めていかねばならないだろうからともかくも、春は世間の隅々まで降り注ぎ花は、花として、春を謳歌する次第である。御同意あれっ!諸君ッ!(2005/4/15)
Re.tanto:同色系で…
花の色に合わせたオメカシでお花見とは、何とも憎いことです。

それにしても、わざわざ制服を着たままで集合しなくても…。なんて、無粋なことをいってはいけませんね。

花見客もいろいろ。
先日、このような看板を見つけました。
お花見客のなかには、日本語の読めない外国人もいるわけですから「いろいろ!?」というところでしょうか。(2005/4/14)
過日の桜(メルヘン編)
「桜の木の下には妖精が集う」とある詩人が本に書いていた。まさか!・・・天使?

どうやら、病院の看護婦さんの花見のようでピンク色の制服が。Another Spring  おいおい、患者さんは大丈夫?余計なお世話だね、手は打ってあるさっ。たまにはね、息抜きしないとね。 (2005/4/13)
Re.tanto:桜の樹の下には…
おおっ! 梶井基次郎!
私も先日、奇しくも、同じことを考えていました!

『…どんな樹の花でも、所謂真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ。

……桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には……が埋まっている。これは信じていいことだ。

…何があんな花弁を作り、何があんな蕊を作っているのか、俺は毛根の吸いあげる水晶のような液が、静かな行列を作って、椎管束のなかを夢のようにあがってゆくのが見えるようだ。…』
(梶井基次郎:檸檬(れもん))(2005/4/13)
過日の桜(ホラー&ミステリー編)
「桜の樹の下ノは屍体したいが埋まっている」
梶井基次郎は『檸檬』でこう断言した。まさか!・・・屍体?

あにはからんや、
昼休みに桜の木の下の石垣の上でおにいちゃんが、爆睡している。
I'M ONLY SLEEPING
おいおい、寝返りでも打ったらほんとに死体になっちゃうぜ。

でも、とても気持ちよさそうに寝ている。きっといい夢を見てるんだろうなぁ。(2005/4/12)
Re.tanto:サクラと菜の花のコラボ3
その3
千鳥が渕公園(2005/4/11)
Re.tanto:サクラと菜の花のコラボ2
その2
伊豆高原・桜並木(2005/4/11)
Re.tanto:サクラと菜の花のコラボ
アイランドパークって、素晴らしいところのようですね。

強風下での花吹雪などなど、充実したサクラ三昧の一週間の彷徨だったことでしょう。

こちらも伊豆(下田、城ケ崎)で歩き三昧をした後、昨日は、千鳥が渕で友人との恒例の"祭り"に出かけるなど連日サクラ三昧になってしまいました。

その1
下田港を望む (2005/4/11)
本日の桜(未練タラタラ番外編)
噴水の水路には散った桜の花びらが堆積し、お掃除の小父ちゃんはぶつぶつぶつぶつ言いながら、片付けをしようとしている。
ちょっとまったぁ!その場に居合わせたカメラマンが数人。少しだけ時間をくれよ。最後の桜を納めたいんだ。噴水が噴出し始め、水路に堆積した桜の花びらを流し始める。

桜彩流。あぁあ〜、流れていってしまったよ「二零零五年の桜」たち。彷徨いて彷徨いて彷徨いて、桜。振り返らずに見送ろう。(2005/4/10)
本日の桜(未練タラタラ番外編)
朝から台風並の強風。天気予報は雨が降ると主張する。あぁ今年の僕の桜は終わったなぁと、朝の珈琲のまどろみ。
おやっ?風が納まった。雨もまだ降りそうも無い。よっしっ!行くかっ!狙いは当たった。こんな天気の日だから、混雑も無い。

いつもの桜のトンネルは、さすがに、三分の一ぐらいはもう散ってるけどまだまだ、素敵な桜色輝かせての熱烈歓迎。おいおい慌てさせるなよっと、桜が強風に文句を言いつつの桜吹雪。吹雪の中に幸せがいくつも見える。散った花びらの数だけみんなに幸せがくるといいなぁ

季節は当たらし物好きだ。古い物の価値なんか懐かしがっている余裕なんてなさそうだ。役目を終えようとしているしだれ桜の空の向こうに、誇らしげに泳ぐ鯉幟。(2005/4/10)
本日の桜(最終回)
で、これが、一週間のダイジェスト版。(2005/4/9)


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 風さん(19)