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48トウモロコシ(玉蜀黍) イネ科 別名:唐黍(トウキビ) |
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甘味抜群の新種が多く出回っており、茹でコーン、焼きコーンがやはりポピュラーな召し上がり方だろう。それ以外でも、ツブを湯がいて冷凍保存しておくと、バター炒め、ポタージュ、コロッケなど応用範囲は広く有用な食材である。 トウモロコシで特筆すべきは、何といっても、"雌雄異花の受粉の仕方(*)"だ。同じ雌雄異花のカボチャとは一風異なる生態は興味深い。
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株の先端部分である茎頂に咲く雄花の穂(左画像は穂先の一部を近接して撮影したもの)。雌花は茎下の葉腋(茎の節)のところに咲く。
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収穫後、時間を置くと甘味が低下するので、もぎ採ったら直ぐ皮を剥いで、素早く茹で上げたほうが良い。美味しい"茹でコーン"はやはり採りたてがイチバンだ。 「鍋にお湯を沸かしてから畑にもぎ取りに行く」といわれるのも、むべなるかなである。 |
絹糸(ヒゲモジャ)が茶褐色に変色してくるのは食べ頃を迎えたサインだが、適期をいち早く察知するのは目ざといトリたち。 外側の皮を剥いで、きれいに平らげてしまう。敵ながらあっぱれ、というところ。 |
茎の節のところに付く雌花。このヒゲモジャが雄花(画像上、左右)の花粉をキャッチして実を作る。 ヒゲモジャは花柱で、この一本一本が一粒のコーンとなる。したがって、ヒゲの密度が濃いほど実成りが良いということになる。摩訶不思議な現象である。 |
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