|
32ジャガイモ(ジャガタラ芋) ナス科 別名:馬鈴薯 |
ジャガイモの名は「ジャガタラ芋」の略称。日本への渡来は慶長年間に南方のジャガタラ(ジャカルタの古称)からとされる。 菜園で、5月中〜下旬に手探りで掘り上げる"試し掘り"は楽しみの一つ。ホクホク&アツアツで戴く"新ジャガ"。これ、チョーサイコーなり。 |
5月中旬頃になると、薄紫色もしくは白色の花を咲かせる。可憐な花。数多い野菜の花のなかでも指折りの"傑作花"といえる。 |
5月下旬〜6月初旬、葉っぱが黄色に変色して枯れ始めると、収穫期となる。 3月下旬頃に植え込んだ1個のタネイモが5〜8個の収穫となる。タネイモ自体が1個の1/2もしくは1/3に分割したものだから、収穫量はタネイモの何倍に相当することになるのかな。 |
地上に成るジャガイモの実「ポマト」!? ジャガイモは元来、「地下に」実成りするものであるが、これはレッキとした「地上に」伸びる茎部分に成る実。まるで、トマトかと見紛うようである。 ナスとトマトの茎同士を接木して、「地下にジャガイモ、地上にトマト」を作る"合いの子・ポマト"が時として話題になることがあるが、これは我が菜園のジャガイモ畑で実際に経験した傑物作品なのである。 味は、たしかにトマト。が、お世辞にもウマイとは言えない代物であった。 |
目次へ |