美瑛 富良野 
「北の国から」資料館 層雲峡

〜道東ぐるっと一周・1000kmのドライブ旅行
(No.4-4/5


美瑛

だだっ広い美瑛原野。刈り取られた牧草の“ロール”が一面にころがる北海道独特の風景。残雪の山なみ、青い空と白い雲。美しい風景である


美瑛
  十勝岳と大雪山連峰の雄大な姿を遠くに望み、見渡す限りに広がる原野は緩やかな波を打ちながら一面に広がる。まさに壮大な“パノラマ風景”である。北海道ならではの自然の美しさ、雄大さを実感できるエリアといえる。

  「パッチワークの路」や「パノラマロード」と名付けられた一帯には、タバコやクルマのCMなどに登場して有名になった「絵になる風景」があちこちに散在。眺めているだけで楽しさが広がってくる風景だ。
ケンとメリーの木
ただ単に、一本のポプラの木がだだっ広い原野に立っているに過ぎない。が、何故か雄大さを感じさせる木である
マイルドセブンの丘
整然と並んだカラマツ林が美しい。丘の中腹に広がるジャガイモ畑ではトラクターを運転する農夫が作業中
セブンスターの木
緩やかな丘の上に立つ一本のかしわの木。空の広がりとの調和が美しく、存在感を感じさせる木である


一面に広がるジャガイモ畑。咲き揃った花景色も見事であろう 美瑛富士、美瑛岳、十勝岳、富良野岳…と連なる残雪の十勝岳連峰 一面に広がる小麦畑。短い夏が終わる頃には一面が黄金色に輝くことであろう



富良野

一面に広がるラベンダー畑。見頃も間もなくか


富良野 
  夏はラベンダーの里として、冬はスキーのメッカとして、全国各地からの観光客で賑わう人気のスポット。

  ロングランのテレビドラマ・「北の国から」のロケ地としても知られ、麓郷(ろくごう)地区では撮影に使われた建物などが見られる。
上富良野市街から約2kmの小高い丘の上にある「日の出山公園」。展望台から見下ろす見事な風景を眺めていると時の経過を忘れさせる


JR中富良野駅から2kmほどのところにある「ファーム富田」。「倖の畑」「彩りの畑」「花人の畑」などなど、約10haの広大な敷地にはラベンダーをはじめ様々な花が咲きほころび、観光客でごった返すスポットのひとつ。ユニークな“ラベンダーソフトクリーム”や“ラベンダーカルピス”、“ラベンダー香水”も人気の的だ



「北の国から」資料館

資料館の外観全景
“黒板一家は富良野で永遠に生き続ける!”(同資料館リーフレット)


「北の国から」資料館
  北の国・富良野を舞台とした連続テレビドラマ「北の国から」が始まったのは1981年(昭和56年)10月のことであった。爾来、2002年(平成14年)9月に完結した「北の国から2002遺言」まで、実に21年もの長期にわたって全国のファンを魅了し続けたこの名作は我々に大きな感動を与えてくれた。

  この資料館は富良野市駅前農業協同組合の四号倉庫を利用して通年オープンされているもの。内部には撮影に使われた大道具や小道具、衣裳をはじめ、倉本聰(原作、脚本)の直筆原稿やドラマのセットなどが並べられており、“黒板一家”の21年の足跡をたどることが出来る。


「北の国から」放映の歩み(同資料館リーフレットから抜粋)
 
「北の国から」……1981/10/9〜1982/3/26
  「北の国から '83冬」…1983/3/24
  「北の国から '84夏」…1984/9/27
  「北の国から '87初恋」…1987/3/27
  「北の国から '89帰郷」…1989/3/31
  「北の国から '92巣立ち」…1992/5/22-23
  「北の国から '95秘密」…1995/6/9
  「北の国から '98時代」…1998/7/10-11
  「北の国から 2002遺言」…2002/9/6-7
見覚えのあるセット、“純”や“蛍”の衣裳なども。登場した俳優たちの顔写真も懐かしい JR富良野駅前にはそれなりのムードが漂う



層雲峡

芸術的な渓谷美を見せる断崖が続く

層雲峡
  石狩川の源流部にある大峡谷で、延長24kmにわたって続く渓谷の美しさは日本有数を誇るといわれる。両側には高さ100m以上の断崖が続き、雪渓からの流れが滝となって落下している。
銀河の滝(高さ120m)
幾条もの変化に富んだ細長い流れが“優美さ”を見せることから、「女滝」と呼ばれる
流星の滝(高さ90m)
一本の太い流れが一気に流れ落ちる“勇壮さ”を見せることから、「男滝」と呼ばれる


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