|
81ワケギ(分葱) ユリ科 |
葉ネギに良く似ており地上の葉部分を刈り取って食用とするほか、タマネギやエシャロットのように地中の鱗茎部分をも合わせて食用とする。「葉ネギとタマネギとの雑種」とされる所以だ。 5月中〜下旬、気温の上昇とともに鮮度は次第に低下し葉は次第に枯れ、株元に球を形成してくる。 |
カロテンやビタミンCは同類の根深ネギに比べて数倍の含量があるとされる。 アサリやアオヤギ、イカ、タケノコなどを合わせてのヌタ料理は春の味覚として逸品。穏やかな香りと上品な風味が良いので薬味やツマなどに重宝されるし、サラダなど生食にもグー! |
6〜7月、株が充実するのを見計らって掘り上げ、風通しの良いところで保存する。 タネ球はアサツキのそれと良く似ているが、ワケギのほうがやや大粒。 |
9月上〜下旬の秋植え。タネ球の頭がかすかに見えるぐらいの浅植えが肝要。 10月中旬頃からは秋の収穫を楽しむことができる。 |
12月〜1月、寒さが増してくるにつれて次第に萎れ越冬状態に入り、春を待つことになる。 (春の芽吹きの様子は次の通り↓) |
2月上〜中旬 | 2月下〜3月上旬 | 3月下〜4月上旬 |
目次へ |